こんにちは

リンパセラピストエツコです
今日から3分粥が始まった
それは良いんだけど
おかずは嚥下食…
朝はお粥とキャベツのお浸しのソフト食
お麩のお味噌汁
とヨーグルトだった
お麩はそのままだった
お昼はお粥とほうれん草のお浸しのソフト食
煮込み豆腐のソフト食
赤魚のソフト食
桃の缶詰のソフト食
ヨーグルト
胃が無く
直接の腸だから
これだけすり身にしてくれてる
介護の仕事をしてたからよく知ってる
何度も見たことあるし
食事の介助もしてた
こんなの食べた気ぃするんかな⁉️
美味しいんかな⁉️
健康だった私は
よくそんな事を思っていた…
まさかこんな若さで
自分が体験するなんて
その頃には
思ってもみなかった…
その頃
割と若い癌患者様が居て
とても笑顔優しい人だった…
いつも寝て居られて
末期だった…
「元気に働いてて良いねぇ〜❣️
私も昔はそんな風に働いてたのよ!
その頃が今では1番楽しかったなぁ〜!」
その頃の私は
だから今を大切にしないといけないな!!
なんて思いながら
感慨深く思ってた…
この嚥下食が
私はとても食べられず
口に入れては吐きたくなってしまう…
味はしっかりしてるし
美味しい味付けもされてて
申し分無いのだ‼️
でも
やっぱり食べれない…
作って頂いて
本当に感謝しか無いのに
食べれないのだ…
お粥は全部食べて
ヨーグルトも全部食べる
でも
どうしても
口に入れられない…
この食事が永遠に続く訳では無いし
私は末期癌でも無い
でも
ふと
その頃の光景が目に浮かび
辛くなってしまう…
人間の本能として
口に何かが入ると
噛むと言う反応が必ずあるのだ
咀嚼し呑み込む
これが当然の様に備わっている
その咀嚼が省かれて
呑み込むわけにはいかない
きっとそれが
食事なんだろう
食事を味わう
そこにはきっと
咀嚼が無くては
成り立たない何かがあるような
そんな気がする…
今は腸クンに頑張って貰う為に
この準備段階な訳で
飛び越える訳にはいかないのだ…
思った以上に
乗り越える事の過酷さが分かった…
お腹を空かせて
美味しい❣️
美味しい❣️
って食べれる事の幸せは
当たり前のようで
当たり前では無かった…
でも
慌てないで
少しずつ
前を向いて進む
うさぎでは無く
カメで良いから
ゆっくり進もう
私は元々イライラしがちで
何でも早く適切に
効率よく仕事するのも
何をするのも
完璧にこなしてきた
そうでないと
許せないタイプだった…
おっとり
ゆっくり
と言うのが
1番嫌いだった…
きっとそれを
教えて貰ったのかもしれない…
何でも急いで済むことと
そうで無い事がある
それを自分に
許さないといけない…
自分に厳し過ぎた…
可哀想に
だからもう自分を自由にゆっくり
させてあげようと
思う

