
三才の時、飛行機で帰省する時、渋滞で予定の便に乗れず、それでもダンナの機転で別の便に乗ったものの、実家に着くまでに、JRだ地下鉄だモノレールだと乗って、実家に着いたのは予定の5時をとうに過ぎた夜11時…

私もダンナもくたくたなのに、息子は一言
『いろんなの乗って、めっちゃ楽しかった♪帰りもこうやって帰ろ♪』
と、1人興奮していたのが懐かしい…
話が逸れたが、息子が一番好きなのは市バス

どれくらい好きかというと、保育園時代、チャリで10分で着く保育園にわざわざバスで行ったり、帰りは車庫で乗務員交代を見たい!!と倍以上の時間をかけて帰ったりし、そのうち、市内を走るあらゆるルートのバスに乗りたい!!と、なんと市内乗り放題の定期を二年間買い続け、乗り尽くした…
ほんまに、市の交通局から表彰してほしいくらい

ハマり出したのは二歳半くらいかな。
ひたすらバスに乗った数年間だった。
数字、文字、ちょっとした公共のマナー、自分の住んでいる地域の地理、すべてバスから自分で自然に学んでいた。
六歳になると、今度は乗るより、作ることにハマり、牛乳パックやトイレットペーパーの芯で、毎日のようにバスを作って遊んだ。
窓やら、ワイパーを描くための油性ペンのセット 、牛乳パックの口をふさぐために、カラーのガムテープを、旦那と嬉々として買いに言っていた。
旦那と出掛けた息子が
『お母さん、見て!今日な、お父さんに新色のガムテープ買ってもらってん!ほら、おしゃれなベージュ♪』
と、フツーのガムテープをそれは嬉しそうに見せられた日にゃ、
『…へぇ~、いいんじゃないかい、おしゃれなベージュ…なんか秋らしくて
』とコメントするのが、精一杯だったわ

とにかく、1日がバスを中心に回っていた。
私としては、もっといろんな遊びをしたらいいのに…とか、こんな毎日バスごっこばっかりで、大丈夫なんやろか?
なんかいろんな事させないともったいない気がして。
そんな時、ワタシが保育士としても母としても、指針にしている池添素さんの研修での話を思い出した。
『子供って何かにハマるとそればっかやろ?
好きなキャラクターのモンばっかほしがったりなぁ~、親は、たまには違うのにしいやってなんねん。
でもな、子供は自分の価値観の芽生えが嬉しくてしゃあないねん。親以外にハマるモノを見つけたんや、親離れの一歩やと思いや。
大丈夫、しっかりハマれば、しっかり卒業していくから。
子供の小さなこだわりには、付き合ってあげや。
大人のこだわりは、一旦捨ててみような。』
私は腹を決めた。
よっしゃ、付き合うわ!
ほんまに卒業するのか、息子で人体実験や!と(笑)
正直、私もダンナも乗り物に乗るのは全く苦にならない…特にダンナは、小さい頃の愛読書がコロコロコミックと時刻表という、りっばな『乗り鉄』の過去を持つ。
…結局、遺伝ってコト!?
でも、家だと、つい家事しながら片手間に遊びの相手をしてしまうのだが、バスに乗ると、当然、息子とじっくり向き合える。小さい声で、しりとりしたり路線図みたり、楽しんでる自分がいた。
何より、共通の趣味をみつけたかのように、休みになると父子で『ぶらり途中下車、市バスの旅』に出かけるようになり、母は大助かり(笑)
牛乳パックのバス作りも、油性ペンの扱いや、自分で布ガムテープを切ったり、ハサミの扱いも慣れてきたりして、次はどんなの作るんやろ?と牛乳パックが空になるたび、中をきれいにすすいで乾燥させているワタシがいた。
何だかんだ言って、楽しかったのかも。
息子はいつの間にかちゃんと卒業した。
なんだか親の方が寂しかったかも

30台はある牛乳パックのバスが、まだ部屋にうずたかく積まれている。
牛乳パックも30個集まると、立派な家具だ(笑)
もう捨ててもいいのだか、なんだか捨てられない。
『子供のこだわりにはじっくりつきあってや、大人のこだわりは一旦捨ててや』
私の実践報告、がっつり付き合ったら、ちゃんと卒業しました。
卒業したら、親の方が寂しかったのは想定外でした(笑)
以上です、編集長



を振ってしまい、ワタシが焦るのだか、彼女は落ち着いて
』
ハナマル』…だっていっつもトントン(添い寝のこと)してくれるし♪
