実家に飛行機で里帰りしてきた

帰りの機内で、8ヶ月くらいの可愛い~赤ちゃんが、飽きてきたのかグズリだした。
ママもパパも一生懸命あやしていて、見ていてとても微笑ましかった♪
ま、本人達は周りに迷惑にならないようにと必死で、冷や汗びっしょりだったに違いない

見た限り、初めての子供さんで、初めての飛行機での里帰りとお見受けしたが、あやすほどグズって、焦ってますますグズって…

どんなに小さい赤ちゃんでも、親に余裕がないときほど、まるで見透かしたようにグズって泣くもんね

親も初めてだと、心地よい抱き方や、声のトーンの微妙な所がわからず、妙に肩に力が入ってしまうから、赤ちゃんも焦る人に抱かれるのは心地悪いのだろうなぁと思う。
『力の抜き方、抜き所を知る』
は、ワタシの永遠の課題なんやけど…
ワタシは里帰り出産をしなかったので、息子が4ヶ月の時に、母子で実家に孫の顔を見せに帰った。
飛行機は慣れていたが、もちろん子連れは初めてで、『泣かれたらどうしよう

』
と不安に…
新幹線と違って、デッキのような逃げ場や個室もないし、実家に帰る便は五十人乗りの小さな機体で立ってあやすことも出来ないのだ。
実家に帰る数日前、同じようにいつも子連れで飛行機で里帰りする友人に
『泣いたらどうしてんの?』
と聞いた。
友人は一言
『しゃあないやん、赤ちゃんは泣くもんやし♪』
…この一言が、どれだけ支えになったことか。
そっか、そうよね、おっぱいもあげて、オムツもかえて、それでも泣くなら、しゃあないやん。
飛行機の音にびっくりするかもしれんし、耳がキーンとなるかもしれんし、知らない人が隣に座って人見知りするかもしれんし…
そっかあ、しゃあないよな!
そう思ったら、すごく楽になった。
泣いたら泣いたで、なんとかなる!と覚悟できる自分になっていた。
それでも当日、ちょっと緊張しつつ、空港で授乳し、オムツをかえて、機内に入り、離陸する時のスピード、音、Gがかかるあたりで、泣くかな…とそっと抱っこした顔を覗いたら、爆睡していた…

その後も生後4ヶ月から、七歳の現在まで、息子は少なくとも20回は飛行機に乗っている。
今では、機体が揺れて、実は飛行機が苦手はワタシがびびりだすと
『お母さん、大丈夫やって!雲に入ると飛行機は揺れんねん。抜けたら安定飛行に入るから

』
というまでになった。
一才の時、離陸直後にウン○をし、安定飛行になるまでの約20分、機内をウン○フレグランスで充満させたのになぁ

三歳ぐらいだったか、機内に乗り込み、ジュースを持ってきてくれたCAさんにもうワクワク♪ってテンションで
『今日って胴体着陸してくれるかなぁ♪』
(その数日前にニュースで見事に胴体着陸した映像が大きく報道されていた…覚えてない?)
て言って、CAさんも周りの乗客も苦笑いするしかリアクションできず、微妙な空気が流れたことも…

過ぎてみれば、笑い話!?
でも、友人の
『赤ちゃんは泣くもんやし』発言は、別に機内だけの話でなく普段でも
『親がドーンと構えてたら、なんとかなんねん』
と言われた気がして、今でもカーッとなったり、イライラしたら、自分で呪文のように
『赤ちゃんは泣くもんやし…』
とあの時のテンションを思い出すように呟くワタシである。
