イニシャル、こうやって描いています | 小田原のお寺で学ぶ磁器上絵付けとポーセラーツ教室

小田原のお寺で学ぶ磁器上絵付けとポーセラーツ教室

城下町小田原。緑豊かなお寺の一室で、磁器上絵付け、ポーセラーツの教室を開いています。
少人数のサロン形式ですので、それぞれの方のペースに合わせて、丁寧にご指導いたします。


こんにちは。
小田原のお寺で学ぶ磁器上絵付けとポーセラーツ教室
ペインティングスタジオハーモニーの山中です。


今日は、フリーハンドのイニシャルを
私がどうやって描いているのか、ご紹介します。

数年前に、テーブルウェアフェスティバルで
デモンストレーションしたのと同じ描きかたです。




カップに、イニシャルのアウトラインを写しておきます。
単色に見えますが、私は、少し違うトーンで
淡、濃2色の組み合わせにしています。

1度焼成で仕上げたいので速乾性の水溶性メディウムを使用。

*速乾性だけだと、すぐ固くなってしまうので
遅乾性も混ぜて使っています。

筆は、丸筆の穂先が長めのものです。
(絵の具、溶剤、筆などは陶画舎製)



ストローク。
左:淡ブルー単色、中央:濃ブルー単色、右:混色
この場合の混色は、あらかじめ2色を混ぜるのでなく
始めに筆に淡いほうをとって、その穂先に濃いほうをちょっとつけて
描きながら混ぜていく感じです。





下書きの太いところに、花を埋めていきます。
花は、濃ブルー単色で。
これが一番強い、主役の色になります。
「A」のカーブのところの3輪の花は、混色しているので
少し印象が薄くなります。




できあがり。
始めに花を描いて、間をチョンチョン・・と小さな葉で埋めていきます。

水溶性なので、マメに筆を水で洗いながら
その度に絵の具を付け直します。

自然と、ひとつずつトーンが違ってくるので
全体として濃淡がついて、手描きの良さが出るように思います。

反省:途中経過とか言いながら、
あっという間に、出来上がり写真になってしまいました・・・。

次回は、もっと細かく写真を撮りたいと思います。
(昨夜撮ったので、ライトの明かりがタイルに写り込んでしまって
撮るのが大変だったのです)