「コンクールはお祭り」。
コンクール入賞常連のかたの言葉です。
私も今回、初めて参加して、そのとおりだと実感しています。
お祭りなら、やっぱり見ているだけより、参加したほうがずっと楽しい。
踊りの外側で眺めていないで、盆踊りの輪の中にはいって踊ってみたら・・・
その時のわくわくした感じ。
ちょっと高揚した、恥ずかしいような気持ち。
見ているだけとは違う体験が、待っています。
絵付けやポーセラーツを続けていくうちに
自分は描けないけど、目は肥えちゃって・・・ということがありませんか?
展示会を見に行って、自分でも作ったつもりになって、それで済ませたりしていませんか?
・・・私はそうでした。
私の悪いクセの一つに、決断が遅いということがあります。
生徒さんの見本用なら描けても、自分自身の作品となると
もっといいものが出来るんじゃないか、あれよりこれのほうがいいかも?と
迷っているうちに時間が過ぎてしまいます。
なので今回もギリギリでした。
作品のデザインを決めるということは、他の可能性を選ばない、ということです。
その決断は、時間がたっぷりあるときには、なかなかできません。
絶対に動かせない期限があるのは、大変だけど有難いです。
自分の今の思いを、今のテクニックで現実の形にする。
やってみる、やってみなくちゃわからない。
その機会を与えてくれるのが、私にとってはコンクールや作品展なのだと思います。
私の、悪いクセその2。
「今回は出来ないけど、ホントはちゃんと出来る」(時もある)と言い訳する。
他人の目を気にしないでよければ
金彩が揃わない、とか、細かな作業が綺麗に出来なくても
自分で、見て見ないふりをすることが出来ます。
ブログなら、目立たない角度から撮った写真を載せたり・・・。(バレてしまった)
でも、コンクールや試験なら、そういうわけにはいきません。
自分の苦手なところが、言い訳なしで露呈してしまいます。
ま、いいか~の姿勢が、作品には正直に表れていることでしょう。
(怖い・・・)
自分の技術的な欠点と向き合って、それを何とかしようと
あがいたり、工夫せざるを得ないのも、コンクールに参加してよかったことです。
でも、そんなあれやこれやを越えて、一番大切なこと。
たくさんの力作の中で「これ!」と選ばれるためには
その作品に気持ちのよいエネルギーや、前向きな気持ち、
一生懸命な姿勢が感じられることだと思います。
実は私も、作品を送りだす時に、ひそかに念を込めたはずでしたが
それも届かず・・。(苦笑~)
コンクールはお祭りですが、
いつもとは違うことに気づかせてくれて、
別の魅力にも光を当ててくれる、プリズムのようなものかもしれません。
私の作品が入賞できなかったのは、
何か足りないところがあったということなので、それが何なのか
知りたいような、知りたくないような・・
怖い、恥ずかしいことですが、じっくり見て考えようと思います。
作品を作っているときも、結果が出てからも実りが多いコンクール。
まだ参加したことのないかた、次回はぜひご一緒に参加しましょう~。
あ、そういえば、数年前、
初めてテーブルウェアフェスティバルに参加したときの
私なりのキャッチフレーズが
「恥をかかなきゃ上手くならない」だったのを思い出しました。
(注:もちろん、恥をかかないで上手くなるほうが素晴らしいと思います)!(^^)!