絵:キツネのC&S(ロイヤルドルトン) | 小田原のお寺で学ぶ磁器上絵付けとポーセラーツ教室

小田原のお寺で学ぶ磁器上絵付けとポーセラーツ教室

城下町小田原。緑豊かなお寺の一室で、磁器上絵付け、ポーセラーツの教室を開いています。
少人数のサロン形式ですので、それぞれの方のペースに合わせて、丁寧にご指導いたします。



あすなろペインター日記


私の小さなコレクションのうちでも、大好きなものをご紹介します。

ロイヤルドルトンのデミタスカップ&ソーサー。

1920年代なので、90年くらい前のものですが
デッドストックだったらしく、未使用です。

アンティークというより、ヴィンテージの年代なので
ボーンチャイナと素地が薄くてとても綺麗です。

あすなろペインター日記

手描きですが、キツネのシルエットはエンボスになっています。
この写真でわかりますか?

あすなろペインター日記

テーマは「キツネ狩り」だと思います。
ハンドルからカップ下までムチが続いています。
(ムチの縄の部分もエンボス)


あすなろペインター日記

ぐるっと一周していますね。




あすなろペインター日記


特筆すべきは、このコの表情。

目に光が当たっているでしょう?
写真ではわかりにくいと思いますが、これは光ではなくて
筆で抜いて白くしているのです。

絵の具も重たくなく、ごく薄く、必要最小限だけのせています。
焼成は一度だけだと思います。

これ以上拡大できないのが本当に残念です。

さらっと描いていて、すごい腕前のペインターさんたど思います。



あすなろペインター日記

ソーサーも、ぐるっとムチ。(エンボスと手描き)

金をほとんど使っていないので、そんなに高級ラインではないと思いますが
この軽さがおしゃれ!

キツネ狩りの後に、館で一服・・なんていう時に
使われたのでしょうか。


う~ん、その感覚、日本人にはないかも。





あすなろペインター日記

裏に「J、R」とペインターさんのサイン入り。

いかにもイギリスらしい、ユーモアあふれるC&Sです。