見誤った・・と思った。

一歩な違えていたら敗け試合だったと。

事前試合を下見をして石神井の

余裕の勝利かとの自分の予断が外れ苦い思いをした心に残るチーム。


2025年1月の新人戦本大会2回戦

石神井高校vs世田谷学園

石神井チームが対戦した世田谷学園チームである。


昨年の(2024-2025)石神井チームは2024年度新人戦第4支部大会準決勝で強豪帝京高校に逆転勝利して、準優勝を遂げていた。


波にのる石神井チームは新人戦本大会2回戦で自由が丘高校に3点差で辛勝して勝ち上がってきた世田谷学園と対戦した。

コロナ禍迄の世田谷学園は常に東京都BEST8圏に位置していた強豪である。力量ある豊富なベンチメンバーを抱え、強度あるプレスディフェンスと速攻のチームとの記憶があった。


しかし、1回戦をスカウティング観戦した世田谷学園チームにはこれ迄と違った印象を持った。ベンチメンバーは少なく痩身長身の得点能力あるエースと同じサイズのフォワード、能力あるポイントガードが目につくチームで、スリーポイントシューターやオールコートプレスような派手さはなくエースの個人技とコンビネーションと巧みなディフェンスからの速攻を組み合わせた大人しいクレバーなチームとの印象を持った。相手チームの拙攻もあり接戦を物にした感があった。

石神井にとっては組み易いチームと判断していた。


しかし、次週対戦すると全く違ったチームに変貌した。

エース以外の選手のスリーポイントシュートが序盤からたて続けに決まり石神井を慌てさせた。2Pからは繰り出す石神井のプレスディフェンスとインサイド攻撃に対しエースの個人技とスリーポイントシュート、粘り強いディフェンスで対抗し僅差の競り合いが続いた。最終ピリョウドの消耗戦で優勢に立った石神井が押し切り勝利した。


前試合には見られなかったスリーポイントシュート、それより静かな闘志を漲らせ粘り強く対峙する世田谷学園チームに瞠目し勝利への強い意思を感じた。


新人戦後の2024-2025世田谷学園チームは関東大会予選、インターハイ予選と連続してBEST16に入る成績を納め、特にインターハイ予選ではBEST8まであと8点まで迫る強いチームに成長していった。


【スカウティング】とはと考える。戦略と戦術を立てる上で

必要なデータの収集。

1試合だけでチームの力を見極めるのは難しい。継続的にデータ収集や分析が必要。

第1に

ディフェンスの陣形やオフェンスの特徴、エースやシューターの特徴の確認。

第2に

個人の能力やチーム力の自チームとの比較。見誤ると多きな代償を払うことになる。

第3に

チームを貫く心柱、キープレヤーやキープレーを見極める事。

以上の点をもとにして強みと弱みを分析し戦略を立て無力化する戦術を検討し自チームに落とし込む。

上位カテゴリーともなると更に数値的バックデータが必要になるのだろう。

今や専属スカウティング担当やアナリストと呼ばれる専門職が様々なスポーツシーンでみられ競技者としてではなくても好きなスポーツに携わる機会の裾野が拡がることは嬉しい。

そして、スポーツビジネス分野の展開も著しい。


次戦の相手チームを観察し、我がチームがどのように対峙し勝利するかを思いを巡らせる。

専門家でもないいちOBの私的【スカウティング】による予測の醍醐味は、勝敗の結果のみならず、その成否の過程における感情の浮沈を味わうことではと思う。

実際、1年以上前の記憶は鮮明だ。


奇しくも来週6月7日(日)にインターハイ予選3回戦の石神井チームの対戦相手が世田谷学園に決まった。


今年の石神井チームのはどう戦うか。決して安易な予断はしないこと。