東京都のバスケットボール2025-2026シーズンがほぼ終了した。後は年末のウィンターカップの東京都代表高校がどのチームになるか。男女共インターハイの結果が出る前の現段階の東京都の出場枠は男子2校、女子3校(関東大会準優勝八雲となり東京都にいち枠付与)となっている。インターハイの東京都代表は男子は八王子学園八王子高校、國學院大附属久我山高校女子は八雲学園高校、明星学園高校に決まった。
インターハイ優勝、準優勝の高校の都道府県には出場校がもう一枠付与される。ウィンターカップ出場を熱望する東京都の高校バスケボーラーのためにも決勝迄勝ち残って欲しい。
石神井バスケ部の2025-2026シーズンの最高成績は関東大会予選のBEST32で終わった。
新人戦は支部大会4回戦で杉並学園に接戦の末苦杯をなめ、本大会出場ならず。インターハイ予選では古豪世田谷学園に3回戦で完敗を喫した。
関東大会予選4回戦の対東村山西校との対戦は攻守共にチームのポテシャルが余すこと無く発揮されチームの可能性を強く感じたが、BEST16決めの対保善高校戦はいちランク高い強度のディフェンスにリズムが掴めず前試合の勢いを継続出来ず残念な結果になった。ナイーブさが気になった。
保善高校、世田谷学園両校共に
2025-2026シーズンは最高成績がBEST16のチーム。BEST8には届かない。石神井チームの力の現在地を知る良い機会であった。
過去3年間の都立高校の主要公式戦3大会のBEST16以上の成績
をまとめると
2025-2026/3校5回
(城東3駒場1東大和南1)
2024-2025/5校11回
(城東3駒場2東大和南3大崎2石神井1)
2023-2024/5校10回
(駒場3東大和南3日野3戸山1)
BEST8入りは
2025-2026/0校0回
2024-2025/2校3回
(大崎2駒場1)
2023-2024/2校3回
(駒場2日野1)
となり直近3シーズン9大会BEST16以上の延べ144校の内訳は
東大和南11
駒場高校9
城東高校9
日野高校3
大崎高校2
戸山高校1
石神井高校1
7校延べ36回。
BEST8入りは9大会延べ72校は
駒場高校3回
大崎高校2回
日野高校1回
3校計で6回
都立高校では
都駒場、都城東、都東大和南、都大崎、都日野高校の5校に絞られた感が強く
常に勝ち進みBEST16やBEST8に絡む成績を標榜してきた都立高校勢のコロナ以降の勢いが減速しているように思える。
都立高校と言わず東京都の高校のサステナブルな部活動とはどのようなものか。運動部の将来はどうなるか
東京都の高校の授業料無償化の施策が始まりその影響で今年度都立高校の受検希望者が減ったとう事実があるという。運動部も大きな流れに捲き込まれるだろう。施設や指導、進学に利がある私学への優秀な選手の流入が加速するのではないか。
無償化にあわせるように東京都は今年度より【スポーツ特別強化プロジェクト】を発足させ、選ばれた都立高校の運動部の全国大会出場を積極的に支援する制度が始動した。
バスケボール部門ティア1は男子東大和南高校女子は目黒高校
ティア2は該当無し
ティア3は男子大崎高校女子駒場高校となっている。
人・カネ・物を5年間を区切りに東京都が主体的にランクにより支援するシステム。
授業料無償化の施策で招く都立高校全般の運動部の埋没を一部の都立高校の強化で補おうとする施策か。
少子化が招く合同チーム公式戦出場、教員の負担軽減、指導者不足、民間・地域クラブへの部活動委譲等、運動部の将来像が定まらない現在、未だ思考錯誤の過渡期と言うことか。
ミニバスで育った小学生や中学の優秀な生徒が設備や、指導環境、将来の進路への道が整った私立中高校へ集中する現象が定着し近い将来公式大会は公的支援を受けた1、2の都立校と優秀な選手を抱える一部の系列私立校の上位寡占化が現在以上に進むのではと危惧を抱く。
こころざし有る組織化されたチームが力を蓄積し、一気呵成にひのき舞台に躍り出るという希望が夢の話になってしまうのか。
手が届くかもしれない希望に向かい日々努力、研鑽すをする事が部活道の一つの意義ならば一部のエリート校を作ることは本来の意義を失い、多くのチームは運動を楽しむ同好会組織になってしまうのではと危惧を抱く。
石神井高校を含む大多数の東京都の高校のバスケ部の目標はBEST8、関東大会出場を標榜していたが、近い将来体育館の壁には《目指せBEST32》という2ランク低めの標語が掲げられるようになるのかもしれない。
サステナブルな部活とは高校生活をエンジョイし思い出作りの装置のような物になってしまうのかと一抹の寂しさを感じる。
そろそろ夏合宿の時期になる。
新チームが迎える最初大きなイ関門を新人戦に向け何処に照準を合わせ過ごすのか期待したい。