ぬりえを紙に写して描くのが大好きな小学１年生のRくん。
描きたかったドラゴンボールのぬりえを友達と取り合いになり
お互いに「僕が先に取ったんだ！」と譲らない。
ジャンケンでどちらがそれを先に使うか決めたところ負けてしまった。
すると、怒って机の下にもぐり
机を蹴ったり、負けた相手が座っている椅子をつかんで離さなかったり
嫌がらせを始めた。
なだめてもおさまらない。
手を離してね～と言いながら
お腹をコチョコチョくすぐってみた。
最初は耐えていたけど
くすぐったがりのRくんは次第に大笑い。
心が緩んできたかな～？
と思った瞬間
私の脳裏に
「あ、コピーすればいいじゃん」
と思い浮かび
描いてる子から借りてコピーをしてきたら
「やった～」
とすんなりRくんは描き始めた。
もっと早く思い浮かんでも良さそうなのに
私は思い浮かばなかった。
前にコピーをしたこともあったのに。
私のくすぐり対応が良いのか悪いのかわからないけど
もしかして
Rくんの心の鏡として私が作用していたのかもしれない
と思った。
Rくんは笑うことで
怒りの感情のループからはずれ
楽しい感情になったら
楽しい現実を引き寄せた。
引き寄せの法則ってこういうことか。
それを見せてもらったなと思った出来事だった。
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