今回は、中国の学校チームの環境について話したいと思います。

本日、新しい2年生へ練習着を赤と白2着ずつ支給しました。


もちろん、僕が関わっているので〝CIKERS〟で製作しました^_^



日本のチームとは、考え方が全く違います。

何故なら、日本では練習着などは保護者が購入するのが一般的です。

でも、中国の学校チームは違います。

僕の指導している、通安小学校は〝サッカー特別学校〟として江蘇省で認定されています。


認定される割合で言うと、区で2つの学校が〝サッカー特別学校〟として認定されます。

男乙、女乙、男甲、女甲の4つのチームを持ったます。更に、2年生から強化がはじまります。



ちなみに、認められることでどんなメリットがあると思いますか??




実は、国から学校に対して強化資金が支給されます。


それも、30万元くらいです。
日本円にすると年間約500万円いかないくらいの予算がサッカー部に割り当てられます。

国としてサッカーを普及強化しているので、分かりやすい構図ですが、国としての本気度も窺えます。


使い道も、僕らのような外部コーチを雇う資金になります。


他にも、選手達がサッカーするために必要な用具も、学校が支給します。
更に、遠征や大会、練習試合などの費用も学校が負担してくれます。


小学のチームでここまで学校がサポートしてくれるチームは、日本でも少ないのではないかと思います。



但し、誰でも学校チームに入れるわけではありません。

先生達が集めた、各学年40人くらいの子達の中から、僕らが選抜しなくてはなりません。
最終的には、各学年10人以下に選ばなくてはなりません。


極端な話、彼らは学校の代表としてサッカーをしています。
サッカーで成績を残せば、学校での評価も上がります。学校の評価が高いと、頭の良い中学へ行けます。


学校チームに選ばれなかった子は、お金を払って外部のクラブでサッカーをするようになってます。


選手達へは、常に彼らへ〝感謝の気持ちを持つように〟伝えています。

•この環境が当たり前ではない。
•サッカーができるのが当たり前ではない。
•親が仕事をしてくれているから学校に行ける
•学校がサポートしてくれている
•学校の代表という自覚

小学生に理解させるのは簡単ではありませんが、何度も何度も〝想い〟を伝えていくしかないと思っています。



彼らと共に、僕自身も成長できるように積み上げ
ていきたいと思います。


感谢您读完🙏