昨日の夕方、パパが甲子園に出た時のエースが、沖縄からお線香をあげに来てくれた。彼はプロになって、今は実業家でたくさんの店舗経営をしてる。

甲子園出場を決めた県予選、暑さと寝不足で体調を崩し、「マウンドで泣きながら投げたエース」として、ちょっと話題になった。

その彼がパパにお線香をあげた後、静かに話し始めた。

「中学生の頃、『△△△(中学校)の○○(パパの苗字)』って、野球が巧いことで有名だったんですよ。実際に地区大会で対戦したジン(パパ)はホントに巧くて、レベルが違って驚いたんです。高校に入学したら、そこにそのジンがいて。『コイツと一緒なら甲子園に行けるかも!』って思いましたね。ジンは野球に関しては譲らないところがあって、監督ともぶつかって、怒った監督がジンだけの個人ノックを始めて『グローブ外せ!』と。そしたらジン、グローブを叩きつけて、素手で球を捕り続けたんですよ!硬球ですよ!指が折れるんじゃないか、って、見てる方がドキドキしました。甲子園の予選で俺が「泣きながら投げた」って記事になったりしましたけど、あれ、理由があったんですよ。肩も壊れてたし、暑いし、劣悪な合宿で寝不足だし、ボロボロで投げてたのは事実で。でも泣いてなかったんです。ジンがね、ショートからマウンドに走って来たんですよ、突然。タイムもかけずに、ですよ。で、俺の背中をポンポン叩いて、「○○(エースの名前)、もういいよ、もういいから・・・もういいから」って。泣いてたのはジンだったんです。その涙に連れて俺も泣いたんです

甲子園出場っていう夢に向かって、一切の妥協を許さず頑張ってきたパパの、その時の気持ちを思うと、エース君じゃなくても泣けるえーん

甲子園、出られて良かったね笑い泣き

昨日は「寂しい涙」とは違う涙がこぼれた。