冷蔵庫に貼ってあるカレンダー。
10月27日~29日には「京都」、11月3日には「◯◯◯G.C(ゴルフ場)」と、パパの字で書いてある。
京都で予約していたホテルは実母がキャンセルしてくれていた。実母も一緒に行く予定だったので。
11月3日のゴルフは、パパが死んだ日のお昼のラインで「早くゴルフ行きたいね😃」と言っていた、最期まで楽しみにしてた予約。どうしてもキャンセル出来ずにいた。
次男が来た時、カレンダーのパパが書き込んだ文字を見て、
「行くか?ゴルフ!」
と。
当日、次男はパパの使っていたゴルフバッグを持ち、帽子もパパの愛用していた物にして、私はパパの使い古したカートバッグ(今年の父の日にプレゼントしてもらった新しい方のバッグは柩に入れてあげたので)にパパの遺影とケータイとタバコを入れて持って行った。
私の胸には遺骨ペンダント。
次男の腕には遺骨ブレスレット。
チェックインも、もちろん次男がパパの名前で。(咎められたら事情を話そうと思っていたけど、フロントはスルーしてくれた)
以前にも何度かパパと訪れたことがあるゴルフ場。本当なら、この日、この時間、パパと来ているはずだった。
来れたのはゴルフバッグと、ほんの数粒の遺骨だけになっちゃった。
次男がパパのクラブを使って打つ。
パパより飛ぶけど、スコアはいつもパパが勝ってた。
パパが亡くなる1週間前の日曜日もパパと次男と3人でラウンドに行った。あれが最期になるなんて。
次男の心の中にもパパとの思い出や感情が溢れていただろう。
でも、パパが楽しみにしてた、この日のゴルフ、次男も私も、遺影のパパに話しかけながら、楽しく元気にプレーした。きっと一緒にプレーしてくれていると信じて。
超ロングパットが奇跡のカップインして、たまたま見ていたコンペの集団の方たちから歓声と拍手喝采を浴びたのは、パパからのサプライズご褒美だったんでしょ?
ママ、シブコになったみたいだったよ![]()