ケータイで「夫突然死」「死別」、検索しまくっている時、見つけた言葉がある。


「夫婦の死別は別れではなく、ひとつになるということ」


あの日、病院で、ピクリとも動かないパパを見た瞬間、私の心と身体は半分死んだ。

全部、ではなく、半分、と思うのは、残りの半分がパパに会いたいと、パパが恋しいと、パパのそばにいたいと、叫び続けているから。


そうか。

私の死んでしまった半分に、パパが入って来るということ?

パパが単身赴任していた時、赴任先のパパの部屋のシングルベッドで、狭っ!って言いながら二人で寝たのを思い出した。シングルの布団から、はみ出さないように、くっついて眠った。

これからは、私の身体の中で、くっついて暮らすの?

パパとひとつになれるのは嬉しい。

でもさ、だったらパパの身体で良かったじゃん!

ママが死んで、パパの身体でひとつになれば、パパの心臓が突然動かなくなるようなことは絶対に止められた!

なんでママの身体を選んだかな。

なんでパパの身体にしなかったかな。

さては、ママを連れて行きたくない場所があった?

 (スナックのお姉ちゃんのところとか?

 芸者さんが来る料亭とか?

 一緒に行ってあげたのにニヤリ)

やっぱり仕事かな~。

パパの仕事は大変で、ママの仕事はそれに比べたらラクちんだもんね。

プレッシャーのない世界で、のんびり過ごしたかったのかな。