パパを火葬したのは月曜日。

先週の月曜日の夜は、この長い悪夢が始まった時。


パパからの最期のライン

パパからの最期の電話

パパの死亡(推定)時刻

そして病院からの電話


火葬に立ち合った親族が帰ったのはまだ夕方だったけれど、すでに私の心臓はバクバクし始めていた。

ずっと泊まり込んで一緒に寝てくれていた次男も、明日からは出勤するので今夜は自宅に帰ってしまう。


「ママさ~、今日の夜はキツイ。月曜日の夜は嫌だ。パパが死んじゃった時間、辛い」

次男に助けを求めてみた。


「月曜日は週に1回必ず来るんだよ。月曜日の夜じゃなくても、夜は毎日来るんだよ。そんなこと言ってて、どーすんの?」


我が家は体育会系です。

子育てのテーマのひとつは

「あきらめない粘り強さとあきらめる潔さを教えること」

でした。

あきらめる潔さ、教えたのはパパとママだったね。

わかったよ。月曜日の夜が来るのをあきらめて受け入れますよ。

パパが死んじゃったことはまだまだあきらめられないけど。


パパの死亡(推定)時刻の前後1時間、

私はパパのお骨を膝の上に置いて抱きしめた。


痛かった?

苦しかった?

独りぼっちで逝かせてごめんね。

もう独りにしないからね。

ママ、ずっとそばにいるからね。