お骨になってしまったパパと家に帰って来た。
私は自分の足で歩けたし、仕出しのお弁当にも口を付けることができた。
腰が抜けるほどの、記憶が飛ぶほどの状態から、数時間でここまで立ち直れている自分に少し驚いてもいた。
「四十九日の法要には、ここからは何人、来れるのかしら?」
大ママが聞いた。
「息子2人と嫁ちゃんと、母と、なので、6人ですね」
答えた瞬間にその場にいた全員が、一斉に私を見た。
「6人?」
次男に聞かれる。
「ん?・・・あ・・・、パパを入れちゃった・・・」
立ち直っていたのではなく、現実を受け入れるのを拒否していただけの私だった。