検死は早ければ朝9時頃からと言われていたので、息子たちと次男の嫁ちゃん、実母、実弟で、8時過ぎに家を出発した。次男のクルマは4人しか乗れないので、パパのクルマを次男が運転した。

早朝に連絡した親友のモトコは仕事を休んで私たちよりも早く◯◯警察署に駆け付けてくれていた。余計なことは何も言わず、ただ手を握ってくれた。


「あ、おはようございます」

次男が礼儀正しく挨拶した相手はどうやらパパを担当してくれている刑事さんだったようだ。

私の記憶には全くナイ。

「間もなく検死が終わります。終わったら先生かから話がありますのでもう少しお待ち下さい。その間に葬儀社さんのクルマの手配をしていただきたいのと、所持品をお返ししたいので来ていただけますか?」


葬儀社への連絡は実母と実弟に任せた。

息子たちと私は所持品を返してもらうため、警察署の2階の小部屋へ案内された。