皆さま、こんにちは~
暦の上では、もうですが、まだまだ
吹く風に寒さを感じますね~。
さて、今日は・・・前回ご紹介した「たまちゃん電車」
にめぐり逢えた岡山駅前で撮影したバスをご紹介
させていただこうと考えています。
のある方)に降り立つと・・・駅前のバスターミナルには
いろんな会社の路線バスが乗り入れてきています。
このバスは、瀬戸大橋に近い「渋川」まで行く特急バスです。
そんなバス会社の中で、今日は個性的な
宇野自動車(愛称:宇野バス)にスポットライトを当てて
ご案内しようと思っています。
落ち着いた車体カラーに好感触を持っていたのですが・・・
実は、知れば知るほど・・スゴイ魅力を秘めたバス会社
だったのです
まず、皆さまは「宇野」と聞いて思いつくのは・・・
瀬戸大橋が出来る前、就航していた宇高連絡船の港
玉野市の「宇野」を思いつく方が多いと思います。
(100人中、ひとりぐらいは、ゲームのを思い出した方も?)
でも・・・どっちもブ~~! 不正解ですよ~!
「宇野自動車」は、1918年(大正7年)現在の備前市で、
岡山県下最初のバス会社として生まれたのです。
その時の創業者が宇野三郎さん。 そうなんです
「宇野」は創業者の姓だったのですね。
読めば解ります。 字が小さいのでそのまんま書きますと。
宇野バスは、路線バスが不特定多数のお客様に、通勤、通学、買い物
など、さまざまな目的をもってご利用いただく交通手段であることから、
安全やサービスの良さはもちろん、運賃が安いことが大変重要である
と考えています。 こうした考えから・・・
● 平成9年 全国初の路線バス運賃値下げを申請、実施
● 平成10年 岡山駅~表町BC間で、県下初の100円運賃を申請、実施
● そして、平成6年2月以来値上げせず、全国の全路線バス会社の中で
3番目、全国の民営路線バス会社の中で2番目に安い運賃
(基準賃率23円20銭、最低運賃140円)で運行させていただいて
おります。
そうなんです 宇野自動車は、最低の運賃を目指している
バス会社なのです。 そして、宇野自動車の沿線に住んでいて
よかった! と言ってもらえるバス会社を目指しているそうです。
もっと知りたい方は・・・ http://www.unobus.co.jp/
これは・・すごいっ
バスロケーションシステム連動のバス停だぁ~
が近づくと、から行先案内のアナウンスが流れる~
バンパーとリアガラスの2箇所に貼ってあるし・・・
運転士の名前を記した「車内名刺」が、
車外後部にもマグネットで取り付けてあります。
運行管理者&安全管理者のえっちゃんも脱帽です。
恐れ入りやした~
ラインアップをご紹介しましょう。
で、中扉の横にバスカード販売機と自由に持って帰れる
バス時刻表が用意されています。
実は、この宇野自動車、すべての車両が三菱ふそう製
2ステップ車なんです。
今流行りのワンステップ車や、ノンステップ車を導入しない
のには、提供座席数を1席でも増やして着席していただこう
という会社の方針で、すべて2ステップ、ロマンスシート車に
決めているそうです。
備前焼で有名な伊部(いんべ)を経由して
備前市の片上まで片道1時間5分かけて走ります。
僕も、このバスに乗って表町の本社まで
行ってみることにします。 ワンコインだけ用意して・・・
走ること10分。 市街地の表町(おもてまち)にある
本社兼バスセンターです。
各方面の時刻表が用意されています。
神奈川県から、はるばる岡山県まで嫁入りしたんですね。
岡山県の人たちに愛されて、楽しい第2の人生を
送ってくださいね~
もう皆さまはお気づきだと思いますが・・・
この地味~な車体のカラーが、やけに美しく感じるのは、
広告の看板がいっさい無いのが、大きく影響しているんですね。
そして、高速バスや貸切バスには手を出さずに・・・
沿線住民のために、路線バスだけにをかけている
本当に“まじめで前向きな”宇野自動車さん
ますます好きになってしまいました~
それでは、またお会いしましょう
「ペットホテルに預けられている間、もう
お迎えに来てくれないんじゃないかって・・・
毎日心配してたんだニャ~!」