5月17日(火)~18日(水):満月の下で比較明撮影・・・凡ミスの連続 | イーティーズ・プレイスの星空観測行

イーティーズ・プレイスの星空観測行

岩手の移動天文台、「イーティーズ・プレイス」による、星空と天体の観測記録。 http://www.justmystage.com/home/etplace/

満月で、撮影には光が強すぎる感があるものの、天気はこの上ない快晴。すべてのメディアが終夜の晴れを予報。さすがに今夜は大丈夫でしょう。撮影行の予定も完璧・・・と思っていたのですが。

1.凡ミスその①:撮影地と時間設定

最初の撮影地に選んだのは矢巾町の菜の花畑。先日曇り空の際には、早い時間でもすでに月が高く昇っていましたので、畑全体が照らされて黄色の絨毯状態でした。その頭があったので同じ時間帯に出かけたところ、満月とはいえ月の出は前回より数時間遅く、防風林が楯となってなかなか全体が照らされません。次の予定もあるので中途半端で離脱。


二時間ぐらい待ったんですが

逆に、遅い時間に訪れた岩手山焼走り(八幡平市)は、月が傾き始めて山に迫り、広角では月明かりで真っ白になってしまいそうなほど。角度や焦点距離を調整しながら、何とか土星とおとめ座のスピカの軌跡を撮ろうとしましたが、やはり月明かりの影響が大きすぎてボツ。おまけに、駐車場に戻る途中で、溶岩につまずいて転倒し、脇腹を強打するおまけ付き。幸い、着込んでいたので軽い打撲程度でしたが。


山全体を写すことができず

2.凡ミスその②:バッテリー切れ

小岩井の一本桜。まだ花が少し残っています。今年の桜は、ほんとに強い。撮影者は私を含めて四人。前回もいらっしゃった、コンピュータ制御での撮影をしている方の姿も。宮城ナンバーの車でした。路上駐車が一台。ここは、深夜でも大型トラックがかなりのスピードで走りますので、非常に危険です。

撮影を開始してわずか40分ほど。無念のバッテリー切れです。充電したはず、と思っていたので「あれれ・・・」という感じです。同じことが、新鬼越池(滝沢村)での撮影時にも。こちらもほぼ40分。後から分かったのは、充電器のプラグが車のコンセントから抜け落ちていた、という、何ともお粗末な事実。幸い、ぎりぎり見られる程度にはなりましたが。


望遠撮影なので辛うじてセーフ


こちらは無風状態が40分程度、バッテリーが40分、とある意味奇跡

以上は、①油断②慣れ③思い込み、による単純なミスでした。事前の準備や下調べ、現地での確認、など当然すべきことが行われなかったことに起因します。改めて「初心に帰る」を痛感した一夜でした。

最後に訪れた網張。夜明け前の惑星集合をとらえようと意気込んで向かったのですが、現地は強風で、しかも、東の方向は厚く靄がかかって何も見えず。基本を忘れた自分への星の女神様のお仕置きかと。盛岡に戻る途上では、朝焼けの中に木星と金星がしっかり見えていました。

さ~て、この快晴は数日続きそうです。満月の借りは十六夜で、そして十七夜(という言い方はないか)で返しましょう。しっかり準備、きっちり確認。