
昨年の満開一本桜
小岩井の一本桜が満開です。昨年は5月9日に撮影しましたが、タイミング悪く月が出ていない時で、高感度撮影でも全体がぼんやりした感じの仕上がりでした。今年は11日が下弦の月で、少々月明かりが心許ないものの、ないよりはもちろんマシ。
ということで、八幡平市の為内(いない)の一本桜と合わせて、「月下満開の一本桜競演」と、数日前からわくわくの時間です。が、・・・。
5月に入ってこれまでの期間、天気予報(特に週間予報)はもうメチャクチャです。一言でいえば「当たらない」のです。2~3日前の予報は全く当てにならず、当日夜の天気も、朝・昼・夕でころころ変わる始末です。
そういえば、4月末の予報では、連休中はずっと晴れベースで推移するはずでしたが、ふたを開けてみれば曇りや雨ばかり。おかげで、あれこれ(観測や撮影の)予定がすべて吹っ飛びました。
一本桜が満開の期間では、10日~12日が晴れ、その前後はすべて曇りや雨の予報です。ところが、10日~11日にかけての夜間はずっと曇りで星一つ見えず。11日の夜は、気象庁をはじめ、全メディアが「晴れ」を打ったにもかかわらず・・・。
19:00ごろは完全な曇り空ながらも、予報を信じて八幡平市へ。為内の一本桜は、わずかに花びらが散っている程度で、まだまだ「満開」の域。しか~し、雲はいっこうに動かず、次の予定もあり雲背景の写真を撮っただけでおしまい。

こちらは映画で知られるようになった勇姿
21:00ごろに到着した小岩井一本桜の駐車場には、県外ナンバー数台を含み15台ほどの車。その中で夜間撮影と思われる人は4~5人。「なかなか晴れませんねぇ」などと話をしながら空を見上げること2時間ばかり。
0時頃には月が沈むこともあり、ぎりぎり23:00ごろまで粘るも空し。こちらも雲背景のみ。天頂付近の星が数個辛うじて見える程度の空。下弦をわずかに過ぎた月が「ぼや~ん」と、存在だけが確認できるぐらいの曇り空でした。

いい感じなんですけどねぇ
12日からの天気は下り坂のようですので、今年も月下の満開一本桜は撮影できそうにありません。「晴れ」の予報で曇りや雨は頻繁にあるのに、その逆はほとんど記憶にないのですが、気のせいでしょうか。来年は5月7日(かな?)が満月ですので、十分すぎるほどの月明かりの下で満開の桜を堪能できることでしょう。ではまた1年待つことにします。
年中星を見ていますが、1年や2年は待つうちに入りません。数年とか数十年単位も当たり前です。「月食」や「日食」であれば毎年見られるもの(皆既日食となれば話は別)ですが、たとえば、「しし座流星群」は33年に1回の大出現、ハレー彗星は76年に1度のお目見え、などです。
この、ハレー彗星ですが、前回地球に接近したのが1986年のこと。私も見ましたが、宇宙空間での位置関係がよくなかったようで、想像していたよりだいぶ貧弱に見えました。次回(2061年夏)の条件はかなりいいようです。私は102歳になっているはずですが、絶対生きて見てやるんだ!!
星の世界では、物理法則に従って運動している天体は、予報どおりに出現します。地球上の天気は、数時間後のことでも確実には予報できないようです。まぁ、面白いといえば面白い。地球が生きている証左なのでしょう。