予定としては、前回撮れなかった(正確には、「いい画」が撮れなかった)潮吹穴と船越湾がメイン。で、まずは宮古市の崎山へ。予報通り西~南西の風が強く、それなりに潮は吹いている様子で、大沢漁港にて日が沈み月が出るのをじっと待つ。
ただし、時折突風と言えるほどの強風が吹いて、波も荒く、ざんぶざんぶと防波堤を越えてきているほど。あえて堤まで行くか、港の奥から望遠で狙うか・・・。結局、視野の点から、満月が現れ、波が少しおさまってから防波堤に出てカメラをセッティング。

海は大時化、雲の流れも速い
「潮吹穴」で国の天然記念物に指定されているのはここだけ(だったと思うが)ですが、言っても「水しぶき」なわけで、満月の光の中で高感度で撮影してもこんな感じです。もっと条件(風、波、潮、天気)のよい時に再チャレンジすることとし、今回は没。
船越湾に向かう途中、山田湾に立ち寄り撮影。天気はこれまでで最もよかったものの、やはり風が強く、ひょっとしてカメラがわずかにぶれた可能性もあります。こちらは画像未処理。
さて、大槌町の船越湾。ここも何度も来てるなぁ。なかなかいい条件に巡り会わない場所です。今回も、天気は申し分なく、適度に乾燥して遠方までくっきり。ただし、北寄りの風が強い。幸い、リアスシーニックラインにある崎山展望台は林に囲まれていて、防風の役割を果たしてくれています。

海が荒れているが、かえって効果的かも
船越漁港周辺の街明かり、遠方の山頂には航空自衛隊の管制団、海上には(たぶん)密漁監視船の航跡。人間の日々の諸々の営みにはお構いなく、星は、地球は、ただ物理法則に従って猛スピードで宇宙空間を動いている、などと考えながらそれらを撮影している私。
ひょっとして、と思い釜石経由で遠野に抜けると、何と快晴無風。何ヶ所か撮りたい場所はありましたが、ある意味で遠野を代表する風景である、南部曲り家千葉家へ。ナトリウム灯に照らされていますが、月明かりのおかげでオレンジの発色が少し軽減されたようです。

雪化粧し、風情ある佇まい

月明かりがないとこんな感じ・・・。
気温は-13度、バッテリーの消耗が予想以上に早く、予定した露出時間よりだいぶ短くはなりましたが、見た目に近い画にもなり、まずまずとしておきます。
さらにひょっとして、と思いながら盛岡に帰ってきましたが、そううまくはいかないもので。大迫からこっちはずっと「立派な曇り」。典型的な冬型の気候とはいえ、こうもはっきり、線を引いたような天気区分。まだしばらく続きそうです。