メールマガジンは続けていたものの、このブログの更新をずっと怠っていました。

でも、今回あるきっかけで反省しましたので、掲載していなかったものをどんどん
載せていきます。一気に50回分くらい上げますので行間が詰まったままですが、
その点はご容赦ください。          2011年10月21日 黒崎



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2011年9月9日号
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「旅のものがたり」は、素直な好奇心で、先入観なく世界や日本のことを
楽しもうと始めた企画です。雑学や話のネタとしてお楽しみください。

題材は基本的にいい旅のツアーから選んでいますが、時々日本の話や旅と
は関係ない話も登場します。

それでは早速、今回のものがたりをご紹介しましょう。

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【第101回】

たてものがたり編

           「復活の石」


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むかしある国では、人々が太陽の神様を信じていました。


夜になって沈んでも、次の日には再び姿を現す太陽は、復活と再生を司るも
のとして人々に崇められました。


なかでも王様だけが、より太陽の神様に近づくことができました。


王様は初め、先の尖った石を、天から地上に降り注ぐ太陽光に見立てて祀っ
ていました。


石は神殿に祀られ、王様は復活と再生を祈りました。


そのうち王様は、石をもっと高い、より太陽に近い場所に置きたいと願うよ
うになりました。


王様は家来に命じて高い柱を建てさせ、その上に石を置くことにしました。


でも、大切な石が落ちてはいけないので、柱と石は、大きな石からつなげて
切り出すようにしました。


もっと力の大きい王様は、柱ではなく、石をそのまま大きくしたような巨大
な建造物を建てました。


こうして王様達は多くの柱を建て、先の尖った建物をつくっていきました。


古代エジプトで盛んに建築された石柱、オベリスクと、巨大な石を積んでつ
くられたピラミッド。


この2つはもともと同じ目的を持つもので、太陽の神に少しでも近づきたい
という願いの表れだったそうです。


初めに祀られた先の尖った石はベンベン石と呼ばれ、「何度も生まれる」とい
う意味を持ち、復活と再生を司る精霊が宿ると信じられたそうです。


通常オベリスクは、大きなものでは地上数十mの高さを持つため、てっぺん
にあるベンベン石は良く見ることができません。


ですが、エジプトのアスワンには、作りかけでひびが入ってしまったために
そのまま放置されたオベリスクがあります。


横になったままなので、ベンベン石を近くでご覧になることができることで
しょう。


また、このオベリスクは、もし完成していたら最大のものになったであろう
と言われているものです。


アスワンを訪れた際には、かつては王様しか近づけなかったベンベン石を、
近くでご覧になってみてはいかがでしょうか。


▼もうちょっと知りたい!

※エジプトの都市に建っていたオベリスクは、他国にとっては戦利品として
略奪の対象となり、多くのオベリスクが奪われ、国外に持ち出されました。

現在、屋外にある大きなオベリスクは30本で、最も多いのがローマの13
本、エジプトには7本しか残っていないそうで、その他は各国に散らばっています。

※アスワンにある切りかけのオベリスクは最大級で、長さ40m、重さ11
70トンもあると言われます。


▼オマケの話

※オベリスクは、「クレオパトラの針」と呼ばれることもあるそうです。

※ベンベン石は太陽神ラーと同一視され、オベリスクの先端やピラミッドの
頂上に配されました。


▼これであなたも物知り博士?

「オベリスクという名は、エジプト人がつけたものではないそうです。
外国人は、どんな意味でこの名前をつけたのでしょう?」

A.柱
B.針
C.串





※もともとのオベリスクは、「テケン」と呼ばれ、(防御、保護)といった意味
を持ちました。

オベリスクという名は、ギリシア人がつけたもので、「串」を表すのだそうです。


▼編集後記

100回記念アンケートをお送りくださった皆様、本当にありがとうございます。

特典や景品があるわけでもなく、「返事はしません」などと言っていたのでほ
とんど来ないと思っていましたが、楽しみにしているというお声が届いて大変嬉しく思いました。


とはいえ、いきなり「さあご感想を!」と言われても困るでしょうし、「10
0回目なので祝ってください、はいどうぞ!」と求められてさぞビックリされたことでしょう。

そんな反省もあって、今回メールをくれた(私のわがままにつきあってくれた)
方々には本当に感謝しています。


でもご感想を聞けてとっても嬉しかったので、近いうちに常設のアンケートフ
ォームを用意しようかと思っています。

やはりメールに返信するのは抵抗があるかもしれませんし、お送りしている話
を読んで、「自分にも関係がある」と思った時に使えるようにしておけば、気
の向いた時だけ送ることができますからね。


私も、たまにメールマガジンを読んで「いい話だな」と思っても、著者にメール
を送ろうとはなかなか思いません。

性格もあるでしょうけれど、どんな時に人は感想を送ろうと思うのでしょう。

どんな話で人は感動するのでしょう。


そこまで狙って話をつくっているわけではありませんが、興味のあるテーマです。


メールマガジンの発行を通じて、そのあたりも探求していければと思います。



▼ものがたりに学ぶ、今週の教訓

「名は体を表すというが、体が意を表すとは限らない。」


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

★次回 旅のものがたり

「華麗なる闘争」(仮)


それでは次回の「旅のものがたり」をお楽しみに!


(裏)復活を司ったオベリスクやピラミッドにあやかって、エジプト観光も早
く復活してくれると嬉しいものです。

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「旅のものがたり」  

発行者:株式会社いい旅
執筆 :黒崎 康弘
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【第100回】

いきものがたり編

           「無用の短物」


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長すぎる剣では、戦いに勝つことはできません。


長すぎる銛(もり)では、魚を捕れません。


長すぎるナイフやフォークでは、満足に食事ができません。


ものには適切な長さがあり、超えると役には立たないため、「無用の長物」
という言葉で、人はむやみやたらと長いものを戒めてきました。


逆に、短すぎて役に立たないと思われたものもあります。


けれど、ダックスフントの短い足が、実は動物の巣穴に入り込むのに最適だ
ったように、よく調べてみると実は役に立っていたものもあります。


ある動物の例があります。


その動物は、子供の頃はそれほどでもないのですが、ある程度の年齢になる
と爆発的に大きくなって強くなりました。


その動物が目指した強さは、とてもわかりやすいものでした。


とにかく頭と口を大きくして噛む力を強くし、長くて頑丈な牙を生やし、一
度噛み付いたら決して逃げられないようにしようとしたのです。


その進化は、とてもしっかりしたものでした。


ただ頭と口を大きくしたのではなく、ちゃんと他の力も強くしました。


体が小さいうちは、身を守るためにまわりをよく見ていましたが、大きくな
ると襲われることはなくなったので前だけ見るようにしました。

両目で見ることで、獲物との距離がよくわかるようになり、噛み付くのが上
手になりました。


噛み付くのが上手でも、獲物を見つけられなければ何にもなりません。


鼻もよくして、遠くの獲物や隠れた獲物も見つけられるようになりました。


大きくなった顔は、口だけでなく目や鼻も強化されて、剣や銛、ナイフやフ
ォークの役割を全てこなすようになりました。


動物は、尻尾をピンと伸ばしてバランスをとり、後肢(あとあし)で立って
歩き、獲物を見つけては噛み付いて、骨ごと砕いて食べていました。


そうして暮らしていると、あることに気づきました。


歩く時はもちろん、獲物を襲う時も食べる時も、ほとんど前肢(まえあし)
を使っていなかったのです。


そこで重くなった頭とバランスを取るためもあって、前肢はだんだん小さく
し、思い切って指の数も減らしてしまいました。


でも、途中でそれ以上小さくするのを止めました。


手には、気づかずに行っていた大事な仕事があったのです。


かつてこの地球上を我が物顔で歩いた、恐竜。


その中でも王者と呼ばれる、ティラノサウルス・レックスの手(前肢)は、
ほとんど役に立たないと思われるほど小さなものでした。


ですが最近の研究で、地面に伏せた状態から素早く起き上がるために使われ
ていたという説が出てきました。


小さい割には大きな力を出せたらしいという他にも、いくつか裏付けとなる
ものがあるようです。


あまりに短く、何の役にも立たないと思われた小さな手には、もっと他の使
い道も考えられています。


本当のところは誰にもわかりませんが、無くならずに残っていたことを考え
ると、きっと何かの役には立っていたのでしょう。


改めて図鑑や博物館でティラノサウルスを見てみると手は本当に小さく、自
分の顔や歯にも届かないように見えます。

でも今度見る時は、暴君竜と呼ばれ、最も有名なこの恐竜の、ちっぽけな手
の使い道を想像してみてはいかがでしょうか。


▼もうちょっと知りたい!という方はどうぞ↓

※いわゆるティラノサウルスは、正しくはティラノサウルス・レックスとい
い、ティラノサウルス科の恐竜の中でレックス(ラテン語で「王」の意)と
呼ばれる最大種を指します。


※成体になると10mを超えるティラノサウルスも、生まれた頃は数十cm
しかなく、子供のうちはそれほど大きくならないそうです(1~2tほど)。

14歳くらいから爆発的な成長が始まり、1日2kg、1年で600kgほ
ども体重が増え、20歳頃までその勢いで大きくなってその後は成長が鈍り、
寿命は30歳ほどだったと考えられています。

※体長は最大の化石が約13m。体重は5~7tくらいと言われますが、も
っと軽かったという説もあり、重さによって早く走れた(時速30km以上)
とする説と、重くて走れなかった(時速18km程度など)とする説に分か
れるようです。

後肢の骨の構造を見ると、足の速い動物に見られるつくりをしていることか
ら、議論はまとまらないようで、中には瞬間的になら60kmで走れたとす
る説もあります。


※噛む力は凄まじく、4~5tほどもあったと言われ、これは大型バスをや
すやすと噛み砕けるほどの力だそうです。

自分の力で砕けないように牙も強く、長さは最大18cmほどもありました。
また、一見無骨であまり鋭くない牙は、獲物を骨ごと砕くのに適しているだ
けでなく、縁に細かいギザギザがあり、ナイフのように肉を切り裂く力も備
えていたようです。

それでも使う度に牙は消耗していくため、常に生え変わりました。


※恐竜に限らず、草食動物の目は頭の両側についており、周囲がよく見える
ようになっています。

逆に肉食動物の目は前を向いており、追いかける獲物との距離がよくわかる
ようになっています。

魚は水の中にいるため、周囲360度が見えるように完全に体の横について
いますが、カレイなどは水の底にいるため上についています。


※細長い脳は、嗅覚を司る部分が発達しており、かなり鼻がよかったようで、
一説には犬ほどの嗅覚を持っていたとも言われます。

※巨体に対してあまりに小さな手(2本指)は、片手で200kgほどの物
を持ち上げるほどの力があったとされ、小さい割に頑丈で、骨折して治った
様子など、かなり頻繁に強い力をかけて使われていた痕跡が残っているそう
です。

そのことから、地面に伏せて獲物を待ち伏せし、手で勢いをつけて立ち上が
る姿が考えられました。

その際に重要となるのが、股関節の恥骨と呼ばれる大きな骨です。

しゃがんで座った際に地面につくほどの大きさがあり、ちょっとした椅子を
下腹部に持っていたようなものです。また、その骨から網状に広がる骨は下
腹部の前面をガードし、自分の体重で内臓が圧迫されない構造になっていた
ようです。

今までの復元骨格ではこの骨は見られませんでしたが、2011年に上野の
国立科学博物館で展示された個体(バッキー)は、この部分がしっかり再現
されていました。


※手の他の使い道としては、異性の気を引いた、獲物を押さえる助けになっ
た、子供をあやした、などの説もあります。

※手の小さい肉食恐竜としては、カルノタウルスという種がおり、さらに小
さい何とも貧相な手がついています。イラストを見る限りでは、ウーパール
ーパーの小さな手をぶら下げたようにも見え、だらりとしてまったくやる気
のない印象を受けます。こちらは退化してなくなる運命だったのかもしれません。


▼オマケの話

※ティラノサウルス・レックスの化石は20体ほど発見されているそうです
が、ほぼ全身が揃うものは3体しかないそうです。

そのうち最大のものが、アメリカのシカゴで発見された「スー」と呼ばれる
個体で、体長13mほどもあります。このスーは、価格が最大であることで
も知られ、所有権が争われた末に10億円で落札された経緯があります。

※実はティラノサウルスという名前は3つ目のものだそうです。

別々の恐竜だと思われていた3種の恐竜が、後から同一の種であると認めら
れた経緯があります。

最初に発見された時は、「マノスポンディルス・ギガス」と名づけられ、次
のものは「ディナモサウルス・インペリオスス」とされました。

最後に見つかったものがティラノサウルス・レックスと名づけられていまし
たが、2000年に3つとも同じ種であることがわかったため、ルールに従
えば本来は呼び名を変えて、「マノスポンディルス・ギガス」に統一される
はずでした。


ですが、最も有名な恐竜としてあまりによく知られた名前であったためルー
ルを曲げて、ティラノサウルスのままとしたそうです。


※相当荒っぽい生活をしていたようで、小さな骨折などは日常茶飯事だった
ようですが、到底歩けそうもない骨折をしたのに、それが治癒した跡のある
個体が見つかっています。

「暴君竜」と呼ばれ、暴れ者のイメージがあるティラノサウルスですが、動
けなくなった仲間に食べ物を分け与える優しい一面も持っていたようです。


▼これであなたも物知り博士?

「かつて最大と言われたティラノサウルスよりも大きい肉食恐竜がいました。それは?」

1.アロサウルス
2.ブラキオサウルス
3.ギガノトサウルス




答え: 3.ギガノトサウルス

北米に暮らしたティラノサウルスに対して、ギガノトサウルスは南米に暮らし、
大きさはティラノサウルスを上回るものだったようです。

頭の大きさ:ティラノ1.5m ギガノト1.7m
体長:ティラノ13m ギガノト14m
体重:ティラノ5~7t ギガノト8~9t
(全て推定)

歯に違いがあり、ギガノトサウルスの歯はサメのように薄く鋭いもので、その
ためホオジロザメという意味の、カルカロドントサウルス科に分類されています。

これは獲物の違いから来るもののようで、自分と同程度の獲物を襲って骨ごと
噛み砕いていたティラノに対して、ギガノトは数十mを超える竜脚類を襲って
いたようです。

超巨大な草食恐竜に対して、骨を砕くほどの攻撃は不可能であるため、肉を削
り取って徐々に弱らせる狩りをしていたと考えられています。


住む場所も年代も異なる両者ですが、もし戦ったらどちらの方が強いのかは、
興味の尽きないところです。

頭はギガノトの方が大きいものの、軽量化されたつくりで、ティラノの方がが
っしりと力強く、噛む力はずっと強かったとされています。

いずれにせよ、まともに噛まれればただでは済みそうもないので、先に噛み付
いた方の勝ちでしょう。

ティラノサウルスの方が体が軽く、竜脚類より素早い獲物を追いかけていたと
すれば、ギガノトサウルスよりも素早く動ける可能性はありますが、これも答
えの出ない議論ですね。


他にも、エジプトあたりに体長17mのスピノサウルスというものもいたよう
ですが、これは主に魚を餌にしていたそうで、ワニのような歯と顔をしています。

映画ジュラシック・パークⅢでは、一旦ティラノサウルスに噛み付かれたスピ
ノサウルスがそれを振りほどいてティラノサウルスを倒す場面がありましたが、
相当な物議をかもしたようです。


▼編集後記

100回目を迎え、今回は完全に個人的な興味に走りましたが、一応は理由が
あります。

「旅のものがたり」は、旅をより楽しく、充実したものにしたいと思って始め
た企画ですが、話をつくる時は、まず一人の読者を思い描いています。


個人的な対象ですが、小学生になった私の息子です。

内容は大人が読んで楽しめるものを目指していますが、話の運びや言葉づかい
はなるべく平易で読みやすいものとするために、自分の子に話してまったく反
応しないような話は紹介しないようにしてきました。


面白いかどうかは皆さんの感性やご興味によっても異なるでしょうけれど、少
なくとも「何だかわけがわからなかった」という話はご紹介したくないためです。


そんなわけで、彼は時々話を聞かされているだけですが一応は協力者と言える
ため、その彼がもっとも尊敬する人物(?)ティラノサウルスを100回目に
持ってきました。

(先日、上野で公開中の「待ち伏せティラノ」を見てきたという理由もあります)

彼は本当にティラノサウルスが好きで、ジュラシック・パークⅢは、ティラノ
サウルスがスピノサウルスに負けたところで怒りに震え、「ウソの映画だ」と
罵ってそれ以上見るのをやめてしまいました。

1作目はティラノサウルスが大暴れでしたので、大喜びだったんですけどね。

でも、1作目だけ好きという点は、私も一緒です。



さて、100回目に何かやろうかとも考えていましたが、聞けば今度の首相は
95代目だと言います。

まだその程度の数なんですね。少なくとも抜かれないように頑張ろうと思います。


でも、今回何もしないとなると次の節目はいつになるのでしょう。

200回目? 300回目? ちょっと半端です。

かといって1000回目となると、あと18年もかかってしまいます。


そこで、100回記念として、ごく簡単な読者アンケートだけ行いたいと思います。


ご参加は簡単です。このメールに返信していただければ直接私に届きます。


恐縮ながらお返事はできませんが、今後の配信をもってお返事とさせていただ
ければと思います。


もらうなら嬉しいメールの方がいいですが、「返事はしないけどメールをくだ
さい」と言っている身なのでぜいたくは言いません。何でも構いませんからご
感想やコメントがあれば送ってみてください。

初めから読んでくれている方には、私から100回メールをお送りしたことに
なります。1回くらい返事をしてもいいかな、と思う方はぜひ。

内容に関わらず、きっと200回、300回と続けていく励みになると思います。



▼ものがたりに学ぶ、今週の教訓

「無くしてわかる価値がある。知らずに決めてることがある。」


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

★次回 旅のものがたり

「復活の石」(仮)


今回はやたらと長くなりましたが、こんな下の方まで読んでくださってあり
がとうございます。

それでは、これからも続く「旅のものがたり」をお楽しみに!

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2011年8月26日号
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楽しもうと始めた企画です。雑学や話のネタとしてお楽しみください。

題材は基本的にいい旅のツアーから選んでいますが、時々日本の話や旅と
は関係ない話も登場します。

それでは早速、今回のものがたりをご紹介しましょう。

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【第99回】

たてものがたり編

           「王様と神様」


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むかしある国では、王様だけが特別で、神さまと話をすることができたとい
います。

王様は神様に、国で起こったいろんなことを伝え、どうすれば良いか相談し
ました。


そして、神様のために広い場所を用意して、立派な建物をつくることにしま
した。


まず、天の神様のための場所がつくられました。

天の神様は丸い物が好きだと考えられたため、丸い建物をつくって、王様は
熱心にお祈りしました。


すると、大地の神さまが言いました。

「王よ。私の場所はないのか?」

「これはこれは大地の神様。すぐにご用意いたします。」

大地の神様は四角い物が好きだと考えられていたため、四角い建物をつくっ
て、王様は熱心にお祈りしました。


すると、今度は太陽の神さまが言いました。


「王よ。私の場所はないのか?」

「これはこれは太陽の神様。すぐにご用意いたします。」


さらに、月の神様が言いました。


「王よ。私の場所はないのか?」

「これはこれは月の神様。すぐにご用意いたします。」


天、大地、太陽、月、それぞれの神様のために場所がつくられ、王様はあち
こちへ行くようになりました。

それぞれの場所はかなり離れていたので、王様はますます忙しくなり、しま
いには自分の仕事をする時間もなくなってしまったそうです。

かつて皇帝が建てた神様のための場所は、それぞれ広い公園になって残って
います。

中でも天の神様のための丸くて大きな建物は、今でもちゃんと残っていて、
中に入ることもできます。


中国の首都、北京にある、天壇(てんだん)。


かつて天子(てんし)と呼ばれた皇帝が、静かに天との対話を行った場所です。


もし訪れることがあったら、丸くて立派な建物を、ちょっと覗いてみてはど
うでしょうか。


▼もうちょっと知りたい!という方はどうぞ。↓

※天壇は皇帝の権力の象徴であり、皇帝が豊作を祈った祈念殿(きねんでん)
は、現存する最大の祭壇とされ、天壇公園のシンボルとなっています。

先端に金メッキの施された木造3層の建物で、1420年築。一旦壊れて18
60年に再建されています。
直径32m、高さ38m。瑠璃瓦の青い色は空を表すそうで、以前は青、黄、
緑の瓦だったそうですが、1751年に青になりました。

釘を使わず、梁(横木)がないため、中に入って見上げると建物の内部をすっ
かり上まで見ることができます。

天を祀るものなのに皮肉なことですが、1889年に落雷でまた消失し、19
06年に再建されました。


※皇帝と天との対話は、清王朝の時代まで続きましたが、祈念殿再建の2年後、
辛亥革命(しんがいかくめい)が起きて最後の王朝である清は滅亡に向かい、
1912年には完全に滅びてしまいます。


▼オマケの話

※天壇では陽数(奇数)が使われ、中でも9という数字は皇帝を表すものとさ
れたため、9の倍数がよく用いられました。例えば祈念殿の高さは38mです
が、これは9丈9尺に合わせたためです。また、圜丘の欄干、階段の数は全て
9の倍数となっています。

天壇に円が多く用いられる一方、地壇は四角で構成され、使用されるものの数
は陰数(偶数)となっています。


※天壇には、あちこちに音の反響を利用した不思議な場所があるそうです。

※別に太陽の祭壇と月の祭壇も作られたので、祭壇は全部で4つになり、お城
を中心に東西南北に配置されました。現在は全て公園になっています。


▼編集後記

9月の頭にオフィスの移転を控えています。

といってもフロアが変わるだけなのですが、今よりもう少しオフィスらしくな
る予定です。

来週はダンボールにすっかり荷物を詰めなくてはいけません。この機に不要な
ものは整理して、整然としたオフィスにしようと思います。


最近、わけあってスリランカの研究を進めています。


▼これであなたも物知り博士?

「天壇と地壇の関係を表すのは、次のうちどちらでしょう?」

1.天変地異(てんぺんちい)
2.天地無用(てんちむよう)
3.天円地方(てんえんちほう)




答え: 3.天円地方(てんえんちほう)

天は円形、地は方形という考え方です。そのため天壇は丸く、地壇は四角く
作られています。
 


▼ものがたりに学ぶ、今週の教訓

「ただ求めに応じていては、いずれ破綻の時も来る。時には勇気を持って、
自らの行動を定めよ。」


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

★次回 旅のものがたり

「無用の短物」(仮)


それでは、次回の「旅のものがたり」をお楽しみに!

(裏)ようやく次回で100回です。

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