━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆【旅のものがたり】
        株式会社いい旅ホームページ 
http://www.etours.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2012年4月13日号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「旅のものがたり」は、素直な好奇心で、先入観なく世界や日本のことを
楽しもうと始めた企画です。雑学や話のネタとしてお楽しみください。

題材は基本的にいい旅のツアーから選んでいますが、時々日本の話や、旅
とは関係ない話も登場します。

それでは早速、今回のものがたりをご紹介しましょう。

--------------------------------------------------------------------

【第133回】

           「マイナスの日」


--------------------------------------------------------------------


ある国では、歴史上とても大切な人が亡くなったのが金曜日といわれたため、
金曜日は不吉とされました。



その人の最後の食事には13人の人がおり、しかも13人目が裏切ったとい
われるため、13という数字も不吉とされました。



そして、不吉が2つ重なる13日の金曜日は、最悪に不吉な日とされました。



他の国でも、金曜日は不吉とされました。


でもこの国では、17という数字の方がもっと悪いと考えたため、17日の
金曜日が最悪に不吉な日とされました。



別の国では、13という数字は不吉とされました。


でもこの国では、火曜日の方がもっと悪いと考えたため、13日の火曜日が
最悪に不吉な日とされました。



国によっていろいろな日が不吉とされたようですが、人の考え方によっても
少し捉え方が異なったようです。



例えばある国でも13という数字と金曜日は不吉とされており、13日の金
曜日は最悪に不吉な日とされていました。



けれどこの国の人たちの考え方は少し変わっています。



マイナスに向かった運勢がまたマイナスに動くのだから、その日は幸運の日
であると考える人がいるのです。


そんな理由で、その国では宝くじの売上が何倍にもなるのだそうです。



英語圏では13日の金曜日、イタリアでは17日の金曜日、スペインでは1
3日の火曜日とされる、マイナスの重なる日。



でもフランスの人々は、不吉な日と知りつつも運試しをするために、宝くじ
を買いに走るのだそうです。



国によって、人によっていろいろ捉え方があるようですが、要は気の持ちよ
うということのようです。



我々日本人は大して気にしませんが、悪いことが続く時には、フランス流の
考え方も取り入れてみてはいかがでしょうか。


▼もうちょっと知りたい!という方はどうぞ↓



※イエス・キリストは13人目の使途であるユダに裏切られて最後の晩餐の
翌日、金曜日に磔にされたそうで、聖書に記載があるといいます。

従って13日の金曜日が不吉なわけではなく、悪い数字と曜日が重なるもの
なのですが、いつの間にか13日の金曜日が不吉ということになりました。


イブがアダムに禁断の実を与えたのも、バベルの塔が神に壊されたのも、ノ
アの大洪水が起こったのも13日の金曜日だったといわれるようになりまし
たが、これらは聖書に記載もなく俗説だとされています。

※ローマ数字で17を「XVII」と書き、入れ替えるとラテン語の「VIXI」と
なり、イタリア語で「VISSI(かつて生きていた)」という意味になり、
「死んでしまった」と連想するので不吉なのだそうです。


※スペイン語で火曜日を「Martes(マルテス)」と書き、戦いの女神「Marte」
を連想し、血や死を連想するのだそうです。


ちょっとまわりくどい話ですね。


※仮に大きさが同じなら、マイナスのマイナスは0なのですが、宝くじを買う
フランス人はそうは考えないようです。




▼オマケの話

13日の金曜日については実際に統計調査が行われているそうですが、目立っ
た事件はあまりないそうです。

西洋では13階がない(実際は13階でも14階扱いとする)建物もあり、
13という数字は実際に避けられるようです。


日本では、認識はあってもそれほど意識されておらず、例えば野田首相の改
造内閣は1月13日(金)に立ち上げられました。




▼編集後記


今年の13日の金曜日を六曜と併せてみると、1月13日(先勝)、4月13
日(先勝)、7月13日(仏滅)の3回です。

7月13日は日本人でもちょっと嫌がる人がいるかもしれませんね。

フランス人にならって宝くじを買いたいところですが、マイナスの逆の逆で
不吉ということになってしまいます。


キリスト教徒であると同時に仏教徒であることはないから平気、と言いたいと
ころですが、日本人は結婚式を教会で、葬式はお寺で行うので厄介です。


不吉な日か幸運の日か、どちらなのか気になる方は、試しに宝くじでも買って
みてはいかがでしょうか。



▼ものがたりに学ぶ、今週の教訓

「信心は時に迷信を生み、行動は幸運を呼び込むことがある。」

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


次回 旅のものがたり

「忙しい箱」(仮)

それでは、来週の旅のものがたりをお楽しみに!


■旅のものがたりについて

★知っている人も、知らない人も楽しめて、誰かに話してみたくなる。
 知的好奇心が人をつなぐ。そんな「ものがたり」を目指しています。

★内容は事実や伝承に基づいていますが、あまり細部にはこだわらず、
一部を紹介しています。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「旅のものがたり」  

発行者:株式会社いい旅
執筆:黒崎 康弘

――――――――――――――――――――――――――――――――――
▽このメルマガの一部を許可無くそのままWeb上に転載することは、
著作権もあるのでNGですが、話のネタとして人に話すのはOKです。
その際にこのメルマガの存在を話すのはWELCOMEです。

また、メールを丸ごと転送していただく分には問題ありませんので、
ぜひご友人との交流などにお役立て下さい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 (c)2009-2012 Japan e-tours Co.,Ltd All Right Reserved

★毎週金曜日発行
☆登録・変更・解除はいい旅のホームページから:
http://www.etours.jp
※またはインターネットで いい旅 と検索してみて下さい。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆【旅のものがたり】
        株式会社いい旅ホームページ 
http://www.etours.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2012年4月6日号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「旅のものがたり」は、素直な好奇心で、先入観なく世界や日本のことを
楽しもうと始めた企画です。雑学や話のネタとしてお楽しみください。


題材は基本的にいい旅のツアーから選んでいますが、時々日本の話や、旅
とは関係ない話も登場します。



それでは早速、今回のものがたりをご紹介しましょう。


--------------------------------------------------------------------

【第132回】     たべものがたり編


            「消える食べ物」


--------------------------------------------------------------------


かつて人は絵を描き、後に文字を書くようになりました。



様々な筆を持ち、それを書き留める紙も持つようになりました。


見たもの、聞いたこと、考えたこと。


かくことが楽しくなって、絵は細かくきれいになり、難しい字が増えていき
ました。



難しい字は、書き間違えることがあります。


きれいな絵を描くためには、下書きをして後から消すこともあります。



ところが、今ならすぐ消しゴムで消せますが、人は長い間消しゴムを持って
いませんでした。



それでもいろいろ試しているうちに、ある食べ物でこすると消せることに気
づき、かいたものを消せるようになりました。


そしてそれは、消しゴムができた今でもまだ使われているのだそうです。




かつて消しゴムとしての役割を担った、パン。




食パンをちぎってこすると木炭や鉛筆でかいたものを消せるため、重宝され
たそうです。



消しゴムが登場しても初期のものは硬かったため、紙を傷めないパンは引き
続き使われました。



その流れで、今でもパンは「消える食べ物」として、美術の画材に使われる
そうです。



なぜ「消せる食べ物」でなく「消える食べ物」なのでしょう。



創作活動に打ち込むとお腹も減ります。



そんな時、ふと気づくと消えてしまっていることがあるためだといわれます。



消える先は、言わずともお分かりですね。




▼もうちょっと知りたい!という方はどうぞ↓


※鉛筆の発明から消しゴムができるまでは長く、その間はパンが使われたよ
うです。


美術で木炭デッサンを行う際に、消しゴムでは硬くて紙を傷めるため、油が
少なくて柔らかい食パンが用いられ、「消しパン」とも呼ばれたそうです。



※食パンは18世紀頃にイギリスで生まれました。


「角型(プルマンブレッド)」と「山型(ラウンドトップ)」があり、いずれも型に

入れて焼き、型にフタをすると角型、しないと山型になります。



▼オマケの話


日本には明治初期に伝わり、主に外国人向けに製造されましたが、1918
年に神戸で起こった米騒動を期に朝食用として普及し、次第に日本人好みに

改良されたようです。そのせいか、近畿地方でパン食率が高いといいます。


日本のパンは、水分が多くてもっちりしているものが好まれ、柔らかいため
もあって外国よりも厚くスライスされます。


理由は不明ですが、角型が中心の日本で、北海道だけはなぜか山型が主流な
のだそうです。



▼編集後記


鉛筆でかいたものがパンでどの程度消えるのかわかりません。ご興味のある
方はお試しください。


ただ、集中するあまり使用済みのパンを口に入れないようにご注意ください。


鉛筆の芯(黒鉛)は金属ではなく、毒性はないそうですが、恐らく味は大分
落ちていることでしょう。


それに毒ではないと言っても、体に良いとは思えませんからね。




▼これであなたも物知りハカセ?


「パンは食べ物なのに、わざわざ”食パン”と呼ぶのはなぜでしょう。」


A.画材としての「消しパン」と区別するため
B.フライパンと区別するため
C.どちらの説も怪しい













答え: C.どちらの説も怪しい



画材として使う時は「消しパン」、食べる時は「食パン」と呼んだという説
は俗説だといわれます。


また、フライパンを英語で「pan」というため、区別するために「食パン」と
呼んだという説では、四角いパンだけを食パンと呼ぶ説明になりません。



他に「主食用のパン」だからという説や、「朝食用パン」が縮まったという説
があり、これらの方が説得力があるように思えます。


ちなみに英語では「bread」なのに「パン」と呼ぶのは、ポルトガル語で「pao」
というのがもとだからだそうです。




▼ものがたりに学ぶ、今週の教訓


「一枚で二度おいしい。でも本当に二度使うと、おいしくはない。」




最後までお読みいただき、ありがとうございます。


次回 旅のものがたり


(そろそろ「旅」に戻ろうかと思います)


それでは、来週の旅のものがたりをお楽しみに!


■旅のものがたりについて

★知っている人も、知らない人も楽しめて、誰かに話してみたくなる。
 知的好奇心が人をつなぐ。そんな「ものがたり」を目指しています。

★内容は事実や伝承に基づいていますが、あまり細部にはこだわらず、
一部を紹介しています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「旅のものがたり」  

発行者:株式会社いい旅
執筆:黒崎 康弘

――――――――――――――――――――――――――――――――――
▽このメルマガの一部を許可無くそのままWeb上に転載することは、
著作権もあるのでNGですが、話のネタとして人に話すのはOKです。
その際にこのメルマガの存在を話すのはWELCOMEです。

また、メールを丸ごと転送していただく分には問題ありませんので、
ぜひご友人との交流などにお役立て下さい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 (c)2009-2012 Japan e-tours Co.,Ltd All Right Reserved

★毎週金曜日発行
☆登録・変更・解除はいい旅のホームページから:
http://www.etours.jp
※またはインターネットで いい旅 と検索してみて下さい。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆【旅のものがたり】
        株式会社いい旅ホームページ 
http://www.etours.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2012年3月30日号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「旅のものがたり」は、素直な好奇心で、先入観なく世界や日本のことを
楽しもうと始めた企画です。雑学や話のネタとしてお楽しみください。

題材は基本的にいい旅のツアーから選んでいますが、時々日本の話や、旅
とは関係ない話も登場します。

それでは早速、今回のものがたりをご紹介しましょう。


--------------------------------------------------------------------

【第131回】     モノがたり編


            「消える筆」



--------------------------------------------------------------------


むかし、人の世に文字が生まれ、人は文字を書くようになりました。


木の枝や石を拾い、岩などをガリガリ削りました。



この方法だと薄いものには書けないため、せっかく木の皮や動物の皮を薄く延
ばしても、そこに書くことはできませんでした。



でも、そのうち人はよい方法を見つけました。


黒っぽい鉛を筆のように使い、薄いものにも文字を残すことができるようにな
ったのです。


手が真っ黒にならないようにまわりを木などで覆い、その筆は鉛筆と呼ばれる
ようになりました。



この鉛筆で、薄いものにも書けるようになりましたが、字を消して書き直すこ
とはできませんでした。



でも、そのうち人は文字を消すことができるゴムを見つけました。


そして、さらにそれを鉛筆の頭に取り付けました。



「消える鉛筆」こと、消しゴムつき鉛筆。



ニカワを使って消しゴムを取り付けられた鉛筆は、それ一本で「書く」「消す」
という2つの仕事をこなすようになりました。



今では消しゴムで鉛筆の文字を消せるのは当たり前ですが、かつては書いた字を消せない時代があったのです。


シャープペンシルが普及し、消しゴムつき鉛筆を使うことは少ないかもしれませんが、当時は大変優れた発明だったようです。



見かけた際には「くっつけただけじゃん」などと言わず、先人の知恵を改めて見直し
てみてはいかがでしょうか。




▼もうちょっと知りたい!という方はどうぞ↓


※16世紀の終わりに黒鉛鉱(こくえんこう)が発見され、木で挟んだり針金で巻い
たりして筆として使われるようになりました。


現在と同じ削るタイプの鉛筆が発明されたのは1616年頃といわれます。


鉛筆の芯は黒鉛と粘土を混ぜて焼き固めたもので、黒鉛は金属ではなく、炭素

の結晶なのだそうです。


※消しゴムの発明は1770年で、1858年3月30日に、消しゴムつき鉛筆が発
明されました。



▼オマケの話


※鉛筆の両端を削るのは、見た目がケチくさいためか「貧乏削り」といわれます。


でも、両端を削ると使える部分が減って、かえって損をするそうです。


別名「泥棒削り」とも呼ばれます。かつては鉛筆の頭を少し削って名前を書くことが
多かったため、他人の鉛筆を盗んでその人の名前を消し、証拠隠滅を図ったということからだそうです。


※最近では、こすって消せる(インクが透明になる)ボールペンも売られています。




▼編集後記


なぜ今日、消しゴムつき鉛筆の話なのかというと、3月30日で何か特別な出来事が
なかったか探していて興味を持ったためです。


ではなぜ3月30日にこだわったかというと極めて個人的な理由で、子供の誕生日だ
からです。



「旅のものがたり」と銘打っているのに気まぐれで身勝手な展開ですが、人生もまた
長い旅です。ですから人生に関わるものは何でも題材になり得るのです。



「こじつけただけじゃん。」などと言わず、一緒にお楽しみいただければと思います。




▼これであなたも物知りハカセ?


「日本で鉛筆を最初に使ったとされるのは?」


A.織田信長
B.豊臣秀吉
C.徳川家康












答え: C.徳川家康


徳川家康は、現在と同じタイプの鉛筆を所有し、実際に使っていたとされています。


ちなみに伊達政宗も古いタイプのものを持っていたようですが、初めに使ったのは
家康といわれるようです。




▼ものがたりに学ぶ、今週の教訓


「つけただけ。けれど最初に行ったことに価値がある。」



最後までお読みいただき、ありがとうございます。


次回 旅のものがたり


 「消える食べ物」(仮)


それでは、来週の旅のものがたりをお楽しみに!


■旅のものがたりについて

★知っている人も、知らない人も楽しめて、誰かに話してみたくなる。
 知的好奇心が人をつなぐ。そんな「ものがたり」を目指しています。

★内容は事実や伝承に基づいていますが、あまり細部にはこだわらず、
一部を紹介しています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「旅のものがたり」  

発行者:株式会社いい旅
執筆:黒崎 康弘

――――――――――――――――――――――――――――――――――
▽このメルマガの一部を許可無くそのままWeb上に転載することは、
著作権もあるのでNGですが、話のネタとして人に話すのはOKです。
その際にこのメルマガの存在を話すのはWELCOMEです。

また、メールを丸ごと転送していただく分には問題ありませんので、
ぜひご友人との交流などにお役立て下さい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 (c)2009-2012 Japan e-tours Co.,Ltd All Right Reserved

★毎週金曜日発行
☆登録・変更・解除はいい旅のホームページから:
http://www.etours.jp
※またはインターネットで いい旅 と検索してみて下さい。