1975年1月15日
D51488のキャブで鈍く光る加減弁引き棒が印象的です。
さよなら蒸気機関車「石州号」を牽いて来たD51488の運転席には、浜田まで帰る真の本州最後の蒸機列車9928レの時刻表が掛けられていました。
さよなら列車を牽いた機関士さんに記念写真を撮らせて貰いました。
これまで無数の蒸気機関車の方向転換をしてきた益田支区のターンテーブル
おそらくこれが現役蒸機最後の方転
罐替えもこれが最後の作業
一両づつ浜田へ帰るための給水を行います。
炭台に帰区する重連のD51が据えられました。
D51488への給水はD51620に連結されてから
運転整備も整い17時04分の出区を待つばかりです。
これが両機の最後の運行となるのかと思うと胸に込み上げる思いがありました。
これが本州最後の蒸機列車が走った日の益田の風景でした。
最後まで御覧戴いて ありがとうございました。