立派なおじいさん (その1)


私は戦後6年生まれ、当時、手や足や目を戦争でもぎ取られた人が街にはいらっしゃいました。

 

その3年後日本もだいぶ落ち着き、父はひと月の給料分でステレオを買い楽しそうに音楽を聴いていました。
 

ある日、ハサミを持った3歳の弟がスピーカーの破れた買ったばかりのステレオに母ににらまれながら立っていました。
 

そこへおじいさん👴が現れ、「叱ったらあかん、叱ったらあかん、」と母がしかるのを止めていました。母は仕方なく給料分のステレオを壊した弟を叱るのあきらめました。

 

おじいさんが、弟に「なんで壊したん?」と尋ねると3歳の弟は小さな声で、「、、、中に人がいると思った💦」。
 

う〜ん、なるほど。おじいさんは立派です。