一年生の担任の一日

私は  35年 教師をし、そのうち一年生の担任を17回しました。

朝6時  起床  娘のためにお弁当を作る

ー7時   朝食   首と足と手が出たらオッケー。出勤。服を選んでいる暇はありません。

8時前   到着。

8時       校門付近などで登校指導  挨拶指導   安全確認  (昔はこの時間宿題を見ていました。)

8時半    朝集    [交代で参加打ち合わせ]

8時40分   授業開始。

12時25分  午前中の授業終了 (昔は   ここまでにお茶を飲みながら15分位の教師間の伝達の時間がありました。ミスのないようお互い確認していました。)

12時 25分   給食準備開始。エプロンをつけ手を洗って食管 食器を運び配る。子供たちは小さいので重たいのは担任が運びます。

4月は6年生が  助けにきてくれます。手の空いている教員も。    

5月からは  担任だけで。 給食と掃除の時間が一番忙しい。                                    

12時40分     食べ始める。

お弁当ではないので、児童の中には、食べる量がわからず最初は食べ過ぎてもどす子もいます。苦手なおかずを食べていない子には、頑張って一口でいいから食べるよう促します。

担任は 3分くらいで食べ終わります。必死です。児童はわざとではなく、おかずをひっくり返したり、もどしたりと、担任はその処理に追われ、結構食べれない時が ありました。

1時  5分頃    給食終了   食器を集めて一年生を連れてよたよた食管を  給食室に返しに。

1時  10分    掃除開始 。ほうきを家で使っていないお家がほとんどなので、 児童は、掃除機の要領でほうきの柄を持って押さえて走ります。                                                                                        

あらあらと思いながらほうきの使い方を指導するのですがうまく使えず、あちこちの方向にゴミが動きなかなかうまくいきません。ぞうきんは、 ダンゴ絞りでビチョビチョです。   

時間がないので児童はほうきを片ずけ、私一人で掃くことが多かったです。1年生だけでは  まだ掃除はできません。 (昔は  掃除当番を10人づつ交代でしていたので丁寧に指導できましたが、今は安全上全員残して指導するので大変です。)

1時30分   授業再開   給食と掃除で児童も担任もフラフラです。

2時30分   終了     時々送っていきます。

途中  頑張って登校した子が熱を出せば  保健室に連れて行き、直接  担任が保護者に連絡を取り、迎えに来てもらいます。保健室や他の教員も  とても忙しい。(放課後、宿題を忘れた子を残して教えていました。最近は見回りが多くなり、それが

できず、子供の 学力をつけることができず、教員の力量が無いと言われ、とても残念です。95%の人が、真面目な熱心な教員です。)

3時    教室に戻り掃除の不完全なところを片ずけ、職員室に戻り打ち合わせ。ここまでトイレにも行くことも難しくほとんど座ることもなく、動き回っています。運動会、遠足、音楽会、避難訓練、、、などの打ち合わせ

プリントの作成、点検   採点、役所への報告、、

7時半     学校を出る。

以上が一年生担任の1日です。

体力あるのみの毎日です。母は私の毎日をみて「聞いて極楽、見て  地獄の世界やね。」と。ズバリの表現。

五月の連休や学期末や終業式の後はいつも熱を出し、倒れていました。 

家で3人のおさなごをみるのは結構大変。そんな子が40人いて勉強まで教えているのです。子供たちよく頑張っています。    

疲れ果てていましたが、児童がとても可愛かったので一日も出勤拒否はありませんでした。でも忙しすぎてしっかり教えることができなかった。ほとんどの教師は必死でがんばっている。

教育行政は? ひとクラスドイツなみに25人前後すべき(講師一人ついて?)。見回りが増え、秘密保護法の影響で仕事を持って帰ることができなくなり、疲れがたまった。学校で疲れた状態で遅くまで仕事をするので間違いが増えました。

小さな子供たちは文句を言わずただひたすら頑張ってくれた。

子供たちの力は素晴らしい。一人一人をもっとしっかり教えたかったです。