お正月やお盆に親戚がおじの家に集合します。

おじは、犬が   大好きで朝ご飯は  人間より  犬の御飯を先に準備します。

母やおばたちは  文句たらたら。

でも  おじは  平気、「人間は  御飯  作れるやろ、でも、犬は作ることができんから  犬が先。」との理屈。

幼い私は、「なるほど。もっともかも。」と妙に納得していました。

  人間は  おあずけでした。

 人間も食事が  済むと  おじが  「散歩に行っといで。」と 犬のたずなを  持たせてくれました。

で、私と犬だけで  出かけました。犬の顔は  私の3倍、背丈も私よりも高く、顔もこわく、堂々とした犬でした。

幼稚園児の私は 「これ  私が  散歩させてもらってるような~~~(*^^*)。」と  思いました。堂々と連れて歩いてくれました。犬の思い通りです。

若い元気なお兄さんとすれ違っても  私が  ふらふらたずなをひいているので,道を  譲ってくれました。

犬が堂々と歩き、私を散歩させている姿  滑稽だったと思います。

でも   犬は 頼りなるなあ、すごい貫禄あるなあと頼もしく思いました。忠実で強く安心できるパートナーです。

実際  家に入ってきた近所の子を噛んだそうです。でも   犬の口に  私の頭突っ込んでも噛みませんでした。大好きでした。

へろへろになって帰ると  母が 「あんた  どこいってたん?」 と  尋ねたので、散歩してもらってたとも言えないので、「一緒に散歩してた~~。」と答えました。

父も心配していたようですが、そこのけ、そこのけの楽しい散歩でした。

賢い犬は  幼い子を  守ります。犬も頼もしい友だちです。

心強く頼もしかった。大好きでした。