休み時間、女の子が、知らせにきてくれました。

「先生、運動場で、C君と  D君が  喧嘩してる!」

C君、D君どちらも  元気な正義感の強い子です。
慌てて  運動場に行くと  二人とも  白目をむきながら  闘っています。

私    「どうしたの?」
C君、D君      「?…」

私     「なんで  喧嘩しているの?」
C君   「さあ???」
        「なんでか  わかれへん。」
D君   「さあ???   ぼくも  なんで  C君と  喧嘩してるか わからへ
          ん。」

私    「さあと違うよ。なんで??」
C君  「なんで  Dと喧嘩してるかわからへん。」
D君  「僕も。」

私    「え!!   喧嘩の原因はわからないけど  喧嘩してるの?」
本当に  二人とも  わかっていないようです。

C君  「うん。」
D君  「うん。」

私    「うん  と違うよ。   なんで  喧嘩しているのか  わからないのに
            喧嘩してるの?」

C君  「うん、うん。………」
       「あのなあ   Aが  かわいそうやってん。」
D君  「僕も。なんか わからへんけど  Bが  かわいそうやってん。」

私    「え、!⁉️    もともと   A君と  B君が  喧嘩してたの?  あんたら  気がいいねえ。」  感心している場合ではありません。
C君、D君    「うん、うん‼️」

私    「で、なんで喧嘩しているかわからないの?」
C君、D君    「うん‼️」

どうやら  A君とB君が 喧嘩していて  理由は  わからずC君は  A君に  D君は  B君に加勢したようです。 A君とB君は すでにいません。
C君、D君共に正義感の強い男の子らしい子です。

私    「  わかった。あとで  A君とB君に聞く。C君とD君、  仲良く  できる?」
C君、D君    「  無理。」

私    「  わかった。  相手の良いところ見つけて。」
C君、D君    「 むり~~。」

私    「  見つかったら  帰れるよ。」
C君、D君     「‥………」  見つけられなかったら帰られへん(>_<)

帰る前  C君が  来ました。
C君   「消しゴム   転がったら   D君  拾ってくれた。」
私     「すごい❗️   D君も  いい子でしょ。仲良くできる?」
C君   「うん‼️」

続いて  D君
D君   「 赤鉛筆  忘れたけど、C君貸してくれた。」

私      「助かったよね。  C君もいい子でしょ。仲良くできる?」
D君   「うん。」

無事に  二人は  みんなと一緒に帰ることができました。 良かった。

で、A君とB君の喧嘩は?  鬼ごっこしていて  タッチした、していないの喧嘩でした。A君とB君は  もともと仲良しの二人。C君とD君の闘いには気付いて いないようでした。

理由もわからず、つかみ合いの喧嘩をしていた正義感の強いC君とD君。

E君、F君、G君と 加わったら……。みんなそれぞれ正しいと思って 闘うことになるんだけど……。

小さな正義は あっても 大きな正義は???  ないのかもと感じた私でした。

喧嘩は  小さいほうがいい、誰か一人入って、当事者同士の解決がいいのです。時間の経過や 記憶違いや見識の違いもあり正しい解決も難しい。喧嘩したあと  相手のいいところにも気付いて  楽しく生きてほしい。

人生は  短いのです。