一般の「直接法」は、先生が外語しかしゃべりません。
しかしだからと言って生徒がそのまま「外語脳」になるかと言うと、そうはいきません。先生が外語だけでしゃべっても、生徒が頭の中で母語で考えていたら意味がないからです。
しかし「では、どうすればいいのか?」を明確に示すことはできません。
生徒の頭の中は見えず、その脳の使い方も外部からはコントロールできないからです。
「オマエ、日本語で考えるんじゃない!」と指示しても
「母語なんだからしょうがないじゃないか!」と言われて終わり。
それを止めることもできません。
パソコンと違い、スイッチを切ったりもできません。
しかし、この問題を解決するヒントは赤ちゃんが母語を習得する過程にあります。
赤ちゃんは、文字を知らない。
すると、どうなるか?
音を聞いた時、赤ちゃんの頭の中に連想されるのは「画面」です。
「画面思考」に翻訳は要りません。
それのみならず、情報容量も比較になりません。「百聞は一見に如かず」と言うように、文字処理と画面処理では、無限大の情報量の差が生まれます。
例えば、あるアニメキャラクターの顔を文章で表現します。
一枚の絵から得られる情報をを寸分たがわず相手に伝えるには、どれほどの文章が必要でしょう?
答え:絵一枚>>>>>>文章∞
です。
何万文字を使って表そうが、絵一枚に負けてしまう。
次元の違いは、努力では埋められないのです。
文字を基礎とする限り、永遠に追いつけない計算です。
これが、赤ちゃんと成人の根本的な差異。
赤ちゃんは脳が若いとか、第二母語は習得が難しいとか、そんな理由は微々たる要素。
だったら、あなたも高次元のソフトを使えばいい話です。
2~4次元VS1次元。
次元上昇のためのトレーニングをすれば、
「翻訳不要で、情報伝達も速く大きい!」
当然こうなります。
これこそが、母語と外語の差。
それは、学習の順序と方法の違いだった!
このための脳トレ、それが「絵と音で、遊ぶ中国語。」
「最初に文字を習い、それを基礎として外語を学ぶ」と言う、世界的に常識化している現在主流の方法。
しかし、文字学習が外語の基礎になるという実際証拠は何もありません。
古今東西、世界中に文字から習ったネイティブは一人も存在しないからです。
あなたはバイリンガルになりたい時、ネイティブを作ったのとまったく異なる順序・方法で習いたいですか?
数世紀にもわたって信じられてきた、この世界規模の思い込み。
これこそが聴解力を遅くし、翻訳や文法知識が必要になり、学習効率を下げる諸悪の根源だったのです。

*天動説と同じように、誰かが疑問を投げかけなければ、まちがいはコピーされ続ける。それが正しいと信じて。