効率よく習得するためには「不要な練習を省いて必要な練習をたっぷりやる」ことが大切です。

 

そのために、やると効率が下がるものから列挙します。

 

①1人でもできる上に耳コピの邪魔をする文字は、なるべく排除。必要最低限に抑えましょう。

 

②「聴解力のために聞く」のは非効率。「自分が話すために聞く」の意識で練習

 

③「会話練習」は非効率。「供述練習」こそ、最強の練習法

 

今日は、①~②までを解説します。

 

①は、さんざん言ってます。

 

ピンイン、四声記号、漢字で勉強するのは、ひとつのものをわざわざバラバラのパーツに分解する、非効率な練習です。最初からすべての要素をオールインワンで耳コピし、それと画像を結合させる。文字は、それに外付けするだけです。

それにより、発音もよく反応も速いファイルに仕上がります(字もちゃんと習得はしますが、それに比重をかけすぎるのは非効率ということです)。

 

②は、今日の重点です。

 

「聞くのを目的にして聞く」のは、もったいないです。

言語習得は、まず「武器」を手に入れることです。

語学の「武器」とは、何でしょう?

それは「音声」です。人が言ってるのをただ聞くだけ、というのは、人が武器を使うのをただ見ているだけで、自分はそれを作ろうとも使おうともしないのに等しいのです。

 

ポルトガルから鉄砲が種子島に伝わった時、日本人は迅速にそれを複製して量産したそうです。

もし、日本人が「ほー、これが鉄砲ですか」とただ見るだけで、自分で作ろうとしなかったら、あなたはどう思いますか?

「アホか!!!」と思うでしょう。

 

一般の「聴解力練習」というのは、そういうことなんです。

他人が音声という武器を使っているのを、ただ見ているだけなんです。

いち早く武器を複製し自分でそれを手にするのが、最初にやるべきこと。

それが、耳コピ。

鉄砲を作った日本人のように、素早く手に入れましょう。

シャドーイングは、常に全開。

 

「聞いてうなずくだけ」「わかっているふり」なんて誰でもできます。

あなたが言葉を発して反応しない限り、相手はあなたがちゃんとわかっているのかどうかは確認できないのです。

なので「聞くだけ」で成立する会話などないのです。

 

 

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次回は、最強の練習法・驚異の「供述」。