「赤ちゃんが言葉を覚えた」とは言いますが「赤ちゃんが言葉を暗記した」とは言いません。
この言葉の使い方ひとつをとっても「言語は暗記ではない」と言うことは、潜在的にわかっているはずです。
多くの人がやる「〇〇は××の意味」と理解して覚えるのは「暗記」です。
これじゃないということです。
言語は暗記では習得できないとすると、何なのか?
下の図を見てください。
これは、有名な「パブロフの犬」です。
ベルの音を「ごはんだよ」と言う音声に置き換えても同じことです。
犬は言語を「理解して暗記した」のでしょうか?
いいえ「神経反射を養成した」のです。
これで、犬は言葉を覚えます。
警察犬は、この原理で訓練されています。
そして、考えたり翻訳したりすることなしに0秒で反応します。
アメリカの警察犬なら、
英語を聞けばすぐ行動します。
では、日本人は???
英語を聞けばまごまごします。
犬でもできることを、人間ができないというのは、どういうことでしょう?
それは「理解して暗記する」と言う方法論そのものが間違っているという証拠。
知恵のあるはずの大人の人間が、それよりも劣る赤ちゃんや犬にも及ばない...
そのことに、気づく必要があります。
つまり、言語は「神経反射」であって「暗記ではない」のです。
神経反射を養成するためには、反復しなければならない。
パブロフの犬も、最初の1回で神経反射を形成したわけではないのです。
理解は1回でできますが、神経反射は反復しないとできません。
数学の解答はゆっくり考えていいので、神経反射は不要です。
しかし、こっちで語学を学んでしまうと会話で使えなくなるのです。
日本人が「英語難民になる」原因のほとんどがこれです。
必死に理解を追求しても、必要なのはそれじゃない。
「努力して単語や文法を暗記」なんて、方向違いのことはやめましょう。
メジャーリーグでホームラン王になった大谷翔平は、ホームランの打ち方を「暗記」したのでしょうか?
ちがいますよね。「神経反射」です。
それこそが運動技術や楽器演奏などと同じであり、理数系の学問とはまったくちがうところなんです。
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