前回の続きです。
上手に読むための練習法を公開します。
下の図を見てください。
＊図はクリックで拡大します
まず、ファイル1。これは、発音と四声の記号です。
これ、練習用として言いやすいですか？
覚えやすいですか？
要素が多すぎて全部覚えるには時間もかかり、非常に効率が悪いです。
これは発音記録用で、練習には不向き。
次に、ファイル2です。
朗読練習には使えますが、欠点があります。
発音も四声も両方正しくても、中国語にならない場合があるからです。
例えば、
発音も四声も両方正しくても
「我、想下、午要、去公、園。 」
これでは、中国語になっていません。
「わた...しはご..ごからこ..うえん..にいき..ます。」が日本語になってないのと思えば、どれほどひどいか想像がつくでしょう。
このように、区切りが悪いとその国の言葉にならないわけですが、ファイル2はその区切りが練習できないのです。
そこで。
当スクールでは、こうやって練習します。
ファイル3：分段画像--1
*画像はクリックで拡大します
①我想 ②下午 ③要去 ④公園 （②①③④の語順でも可）
字は、もちろん見ないでやります。
一区切りの画像に付き、発音と声調をセットで出すので、
オールインワンの方程式「発音・声調・画像」の結合で練習できるのです。
それプラス、語順も文法も分段も同時習得できます。
ファイル1と3を、見比べてみてください。
どっちが、練習しやすいですか？
どっちが、変化しやすいですか？
ファイル3は与えている情報が少ないために脳負荷が低く、お手本の音をよく聞いて真似する余裕が生まれるのです。
ゆえに、
発音・声調・語順・分段がすべてが完璧に同時習得でき、しかも画像と結合するから翻訳が要らない優れものです。
ファイル1と2を使う大人と、ファイル3を使う赤ちゃんでは差ができて当然。
ファイル3を頭に入れれば、どこでも効率的な練習がたくさんできます。
わずかの時間で、脳の動かし方が変わるのを実感できますよ！
ぜひ、お試しを。
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