「外語脳」を作る作業は、運動や楽器演奏に近いと言いました。

 

と言うことはそれらと同じように「調子のいい時・悪い時」があるということです。

その差はかなり大きく、時として同じ人とは思えないほどです。

 

「調子の差が激しいんですけど、どうしてですか?」という問いをたまに受けます。

それは、ちゃんと「外語脳」が育っている証拠なので、いい兆しです。

それは、「外語脳」は有機物だからです。

プロスポーツの選手でも、プロの楽器演奏者でも、調子のいい時と悪い時は必ずあります。

 

もし「理解」を根底にするならば、それほど大きな差はありません。

解き方を暗記してそれに当てはめれば、いつでもできるからです。

 

「外語脳」の構築に調不調の波が出るのは「外語スイッチ」がつきやすい時とつきにくい時があるからです。

 

つきやすい時にはすぐにスイッチが入り、資料庫との結びつきも迅速です。

つきにくい時にはどうにも動かず、資料庫の反応も鈍く、もやもやします。

 

外語のみならず、文章家も日によって出る文の品質に天と地の差があります。

(私はかつて書籍出版もし、「movie scoop」というサイトで「Ted Sue」名義で映画評論を書いたこともあります。)

 

さて、練習時間を効率よく使うためには、それぞれに合わせた対処が必要です。

 

調子のいい時は、上の線を上げていきます。どんどん今の自分にとって高難度なことをやっていき「私、ここまでできるんだ」という実績を作ります。

すると、脳はその時の快感を追体験したくて何度もその時のことを思い出すのです。

それが、とてもいいイメージトレーニングになるのです。

 

調子の悪い時は、下の線を上げていきます。あえて基礎的で簡単なことをじっくり丁寧に練習し、実力の底上げをするのです。

 

時間も、調子のいい時は疲れるまで何度もやったほうがいいです。もしかすると、その時の感覚はもう二度と出ないかもしれないからです。だから、その日のうちに味わい尽くし、別の日にも同じ感覚でできるように「体に」覚えこませるのです。

 

調子の悪い日は、悪いイメージが定着しないようにあえて簡単なことをサラッとやって早めに切り上げて構いません。

 

調子のいい日に「もうできた」と錯覚してさっさと切り上げ、調子の悪い日にいつまでもダラダラ練習する...では逆効果です。

疲労と回復の周期などいろいろな要因があるので、同じものを求めないことです。

 

講師の立場としては、生徒のその日の調子を見極めて課題を与えることが大切です。

能力は、伸縮します。

定期的な進度を機械的に実行する必要はないのです。

 

またこれらは語学のみならず、私で言えばカンフーも同じです。

以前カルチャーセンターの太極拳教室で、かなり時間をオーバーして怒られたことがありました。しかし、その時は練習をやめさせるのが惜しく「もしかして二度とないかもしれない」と思ったので褒めておだてて何度もやらせ、つい時間を過ぎてしまいました。

しかし、練習は必ず定点カメラで撮影しているので、いい記録ができました。

それがまた、いいイメージトレーニングににもなるし、いい記念にもなるのです。

 

 

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参加した方からは、こんな感想をいただいています。

 

・授業がとても楽しい

・遊んでるみたいだ

・演技の練習が面白い

・印象深くてすぐ覚えられる

・発音がいいと褒められる

・翻訳しないで0秒でわかってビックリ

・外語で直接考える感覚がわかった

・10年ダメだったのに、急に覚醒した

・中国語だけでなく他の言語にも応用できる

・迷いが一切ない

・今までのはなんだったんだ

・目から鱗!

 

参考:

 

「絵と音で、遊ぶ中国語。」ホームページ

 

"「想像力」で、楽しく作れるバイリンガル脳!「絵と音で、遊ぶ中国語。」 出張対応も可能です!口コミで人気の中国語教室で、新たな習い事を始めませんか?" (asobu-tyugokugo.com)

 

「ナンバーシステム・カンフー」ホームページ

 

ナンバーシステムカンフー | 遊ぶように学ぶ新しいカンフー教室 (kungfu-ex.com)

 

 

「チャイニーズ&カンフースクール」インスタグラム

 

チャイニーズ&カンフー(@chineese_and_kungfu) • Instagram写真と動画