多くの人は、外語を学ぶときに単語をたくさん知っていれば有利だと思います。
なので、急いでたくさん単語を覚えようとします。
実はこれが、大変有害なのです。
電車に乗っていると、サラリーマンが単語帳とにらめっこをして英単語を覚えているのをよく見ます。覗いてみると、とても難しい単語が翻訳で並んでいます。
これだけで、この人はダメだとわかります。
赤ちゃんは、例えば「権利」だとか「義務」のような単語は知りません。
でも会話はできます。
こういう単語を覚えようとしている時点で、この人は会話能力がないとわかるのです。
権利→「やってもいい」
義務→「やらなくちゃいけない」
のように、簡単な言い方でいくらでも表現できるからです。
初期段階で覚えるべきではない単語に時間と労力をかけているということは、この人は会話能力がないということなのです。
もしこの人に基本的会話能力があるならば、翻訳した単語帳は不要です。
「外語で外語を覚えられる」からです。
この人が本当に外語を習得したいなら、やるべきことは単語を増やすことではなくて、数少ない単語をたくさん練習することなのです。
初期に習う簡単な単語ほど、使用頻度が高く応用範囲も広いです。
まずそれに習熟すること、それが先決。
「日本語に翻訳しなくても反射的に出せる基本的な単語群」を少数覚え、それを自由に組み合わせられるように反復することが、上達への近道です。
そしてそれは、授業のない日にも充分自分で練習できます。
よく言うように、それは楽器の演奏とか運動の練習に近いのです。
基本の部分は、質が変わるまで根気よく育てていく必要があります。
イチローや大谷翔平が、毎日基本練習をやるように。
それが「外語脳の芽」になるからです。
種をまき、水をやり、芽が出るまでは時間がかかるので、焦ってはいけません。
「外語脳」は、生理的な成長です。
ビルディングを立てるように、1日に10mの高さにはなりません。
しかし、いったん成長を始めると、自動的に大きくなっていくのです。
当スクールでは、生徒の成長に合わせて講師が反復や進度や課題を決めます。
一人ひとりの成長速度が異なるので、生理的に無理のないことが大切だからです。
そこを見極めて育てれば、母語ができた以上、必ず成長します。
本当に「外語脳」で中国語を習得したい方の来訪を、お待ちしてます。
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