前回お伝えしたように、赤ちゃんも外語学習者も、最初は音を聞きます。

しかしその意識の持ち方で、結果も効率も全く違ったものになります。

 

①一般の学習者は

「理解するために聞く」

 

②赤ちゃんは

「自分で音を出すために聞く」

 

です。赤ちゃんは理解できないから必然的にまず音真似から入るわけですが、これが大きな差を生むのです。

 

①は、聞いて理解しても、それだけ。

②は、何が違うかというと、「すでに道具を得ている」ということです。

言語は、会話において「音」こそが道具です。

それをいち早く手に入れることが重要。手に入れれば、次の段階②使い方を真似する

に移行できるわけです。

 

①のやり方では、その大事なものをまだ手に入れてもいないのです。

この時点で、すでに差が開いてしまっているのが、わかりますか?

①道具が入手できておらず、人が道具を使うのをただ見ているだけ→意味なし

②道具を手に入れた状態→次の段階に進める

目に見えないだけで、すでにこんなに違うんです!

 

解決法は、目的意識を明確にすること。

 

みなさんは、何のために外語を習いますか?

人の話を、聞くためですか?

そうではないですよね。

自分の意志を、相手に伝えるためのはずです。

 

日本人は「相手の言うことを聞きなさい」と教育されるため、自分の思っていることを話そうとしない傾向があります。

 

しかし、外語を習う時にこれは大きな障害となります。

「自分の思っていることを言わず、ただ相手の言うことを聞こうとし、反応も薄くて鈍い、口を開いても本音を言わない、聞かれたことしか答えようとしない...」

こんな相手と、会話したいと思いますか?

たとえ環境があっても、これではどうしようもないです。

 

ビジネスで外語を習う場合、ただ相手の言い値を理解するためだけに習うのですか?

それなら、習う意味はないです。

自分たちも十分主張し、相手と折り合いをつけるために習うはずです。

目的が旅行であっても趣味であっても「あなたという人をわかってもらうために」

その国の言葉を習うのです。

 

そのために、音真似から入るのです。

外語を習う場合、赤ちゃんのするやり方と順番でやれば、迷子にはなりません。

 

 

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