こんにちは

絵本専門士のふじむらゆきこです

 

2021年の5月にスタートした

絵本探検部えとことば、

今月から4年目に突入しますお祝いケーキ

 

始めてすぐに

コロナのため休止になったり

私自身しんどい時期があったり

いろいろな事がありましたが、

どっぷり絵本にハマる

なくてはならない時間ですニコニコ

 

このうち、

「コールデコット賞絵本を読む」で

とりあげた絵本は

25冊になりました。

コールデコット賞はアメリカの絵本賞で

”画家”に対して贈られます。

↑第1回の受賞作

「Animals of the Bible」(未訳)

と2023年86回目の受賞作

「ホットドッグ」

 

 

母になって絵本を手に取った時、

「子どもに絵本を読む

という意識でいた私は

絵より文章に重きをおいていました。

 

そこから時間を経て、

画家がいかに時間と労力を使い、

試行錯誤を重ねて

一枚の絵を描いているかを知り、

そうして生まれる

「絵が物語る絵本の力」

魅了されていったのでした。

 

そこで勉強会でも

絵に注目してその効果や工夫を

読み取っています。

最初は遠慮がちな皆さんも

雰囲気に慣れてくると

「だから〇〇を描いたんじゃないか」

「きっと〇〇を意味しているのね」

など

いろんな発見が飛び出します☆彡

 

本編以外にも面白い発見!

これ、みんな裏表紙なんです。

 

研究書で作者を深く知ると

さらに深く絵本を味わえるかも。

 

もちろん、物語の内容、

そこで選ばれた言葉に注目して

読んでいくのも楽しい作業ですが、

 

どうしてこの場面が描かれたのか、

文章に現れないお話の細部を

絵がどうやってフォローしているか

 

そんな観点で絵を見ていくと

楽しいですよ!

 

 

コールデコット賞絵本を読む

今月は5月18日(土)10時~

いわて県民交流センターアイーナにて

ロバート・マックロスキー作

「かもさん おとおり」を読みます

 

原書にはなくて

日本版にのみ存在するページと

その経緯もご紹介しますよ!

ご興味がある方ぜひご一緒しましょうウインク