
八重桜の 地面を淡桃で覆い尽くすほど
舞い散る花吹雪は例年 夢心地なほど見事。.
ひそかに楽しみにしていた今年は雨の後。
間にあわなかったかなと 足を運んだ先では
以外にも満開花盛りの姿を見せてくれたのでした。
ドレスの裾のような花びらもしょんぼりとぬれて
薄曇りの白い空に浮かび上がる。
掌にそっとのせてゆらすと
待っていたかのようにはらはらと花弁を落とした。
心地よい風があれば空に舞い
最後を彩っただろう花たちの
年に一度の今舞台は
満足いくものだったのかな。
命ある間に 後何十回かやってくるこの季節も
深く 焼き付けられたように心残るほどの景色にであえることは
数えるほどかもしれない。
子供を追いかけて 樹の内側に
振り向いたらこんな景色
来年はどんな桜に会えるかな。