こんにちはクレールドゥリュヌです。





Netflixで流浪の月が始まりました。







小さい時に誘拐されてストックホルム症候群になった女性の話なのかなぁと勝手に思っていたら全く違いました。






ネタバレになるかもしれないので、まだ観られていない方は気をつけてください。









まず、この映画でとても勉強になったのは類宦官症という病気があるということを知った事です。


男の人の陰部が成長しないというもので、おそらく松坂桃李さん演じるフミの病気はこれだと思うのですが、初めて知りました。不妊にもなるとの事です。



男性ホルモンの影響によるものだということが分かったのですが、調べている時にマイクロペニスという言葉も初めて知りました。




男性でペニスが小さい事を悩んでいる人は聞いた事がありますが、中学の時に性教育の先生(おそらく病院の先生?だったと思うのですが)から、男性のペニスは3センチあれば大丈夫ですというのを聞いていたので、ペニスが小さいのは胸が小さいのと同じ位の、個人差のある悩みなのだと思っていました。





ですが、今回この病気があることをこの映画で知り、調べるとこの病気なのかは分かりませんが、子供のペニスが小さいのを気にしている親の方や、修学旅行で友達に小さいペニスを見られる事を心配している方の話が出てきました。




子供の時というのは、私はそうでしたが、人と違うというのはとても恥ずかしいと思っていた記憶があります。



その事を考えると、その男の子の気持ちになると絶対に嫌だろうなと思います。

その気持ちに寄り添える親であって欲しいと思います。





類宦官症というのは脳の下垂体前葉からの性腺刺激ホルモンの分泌が低下する為に起こると書いてありましたが、女性ホルモンも同じです。







性的刺激から神経に伝わり脳に伝達される→ホルモン


※性器の中の状態もプロメテウスには詳しく書いてありますので興味がある方は見られてください。



そこで感じるのは、そういう人はお尻はどんな感じになっているのかということです。



子供の頃もそうですし、大人になってからというのも、どのような感じなのでしょうか。



というのも、お尻の盛り上がりは男性ホルモンが盛んな事を示していると思います。

テストステロン値は高くなるはずです。

野球選手のお尻の盛り上がりです。

性欲も上昇志向も高い傾向にあります。



この映画を見て、ペニスの成長にホルモンが関わっているのなら、男性のペニスが大きい小さいというのもホルモンの強さによるものなのでしょうか。



確かにアメリカ人の性器はとても長くて太いイメージがあります。

セックスアンドザシティのサマンサですら入らない性器の持ち主の回があっていたので、アメリカ人の中でも更に上がいるということです。


お尻も盛り上がっています。





確かに太っている人というのは小さいようなイメージがあります(すみません個人の感想です)



脂肪は女性ホルモンです。

小さい時から脂肪の多い体を保つと、小さくなったとしてもおかしくありません。


女性ホルモンが優位になれば、男性ホルモンが影響するペニスの大きさが小さくても不思議ではありません。




ですがそう考えると、子供の頃から太っていても良い、ありのままで良いというのは、やはり女性でも男性でもあまり良い事ではないかもしれません。(体の事だけについて考えると)


特に男の子は、世界中で大きい事を自信にしている文化がこれだけあるのなら、脂肪による太り過ぎは親として気をつけてあげたいと私は思いました(ホルモンとペニスの関係を仮定して)


ペニスが大きいと自信がつくというより、男性ホルモンの影響が多いから強く逞しく自信がある男になり、ペニスも結果大きいといった体と心の当たり前の構造なのかもしれません。





夫にも男性のペニスについて色々聞かせてもらいました。



私は何でだろうと思ったら自分が納得するまで自分の考察があっているのかを確認したくなるので、男性の性器を沢山見ているだろう夫に聞きました。



夫も人の性器をそんなにジロジロ見ないから分からないと途中で言われましたが(確かにそうなのですが)なるほどなぁととても興味深いです。

温泉に行く時には外国の方のペニスを見てきて欲しいとお願いしておきました。



調べると、ペニスの長さ1位はコンゴで、18センチなのだそうです。

勃起時だったと思います。

アフリカ系の人が圧倒的に長いそうです。

国というよりは人種で差があるそうです。

※一番短いのはタイなのだそうですが、男から女に変わる人が多いイメージなのもタイです。

小さい時からの食べ物か何かに女性ホルモンを増やすものを多く食べている可能性もあります。




黒人の方といえば、体の後ろの筋肉、お尻の筋肉の発達がすごいです。

つまり男性ホルモンが優位にたっているということです。



世界最長のペニスの持ち主というのも出てきました。

48センチなのだそうです。

すごい長さです。



ですが、この方が興味深いのは、ペニスに刺激を与えて、おもりをつけたりして自分でここまで伸ばしたそうなのですが、膀胱炎になりやすかったりして治療をした方が良いと言われても、小さくは絶対にしたくないらしく、障害者の申請をしているそうです。


アフリカの人もペニスは大きいのがより男らしい事の象徴らしく、小さい時からたたいたりするそうです。



確かに、ペニスが大きいということは、男性ホルモンが多いという事で、より男らしく闘争心の高い人間になる可能性が高く、力も強いということです。






アメリカ人は長いけれど日本人の方が勃起時の硬さはあるというのも、日本人は短いので陰茎の細い血管の細部まで血液が届きやすいのに対し、長いとそうはいかないからなのかなぁと思いました。



ですが、勃起能力、ペニスの長さも男性ホルモン、お尻です。




真ん中の人の状態のお尻が最高に盛り上がっているのが黒人、白人、黄色人種の順で、男性ホルモンも同じだと考えられます。


スポーツもその順に強そうです。



最下位はタイなのだそうです。




ペニスのサイズは小さい時や成長期の時の男性ホルモンの放出量によるものが大きいのだなという事が分かります。

肉を食べている人の方が男性ホルモンは出やすいなどがあると思います。




そして、小さい時にマスターベーションの回数が多いなども関係あるのかもしれません。





ただ、男性の勃起能力もお尻ですし、世界最長のペニスを手に入れた人のように、成人男性でも伸ばしておもりをつけるとまだ伸ばせる可能性もあります。



とても勉強になりました。






映画の中で、おそらくその病気であろうフミを松坂桃李さんが演じていたのですが、その病気だと骨?にも関わりがあるか何かで手足が細長くなる?場合もあると症状として書かれていました。




だから松坂桃李さんを使ったのかぁとも思いましたし、やる気や精気のない男性を演じられていました。男性ホルモンが少なければ元気もないはずなのです。




緻密な映画なのに、それを感じさせないリアルな演技がこの映画のすごい所です。

一つ一つが時間がかかっていそうなのに、スッと物語に入っていけます。




演技力が凄い人達なのだという事が分かりましたし監督が凄いんだなぁと一般人の私でも思いました。





映画がすごいのは、どの映画でも家庭環境の育ちを忠実に表現してある事だと思っていましたが、

体の作りから起きる状態というのまでも考えられているのだと驚きでした。





何よりも、皆演技が凄いのですが、横浜流星さんと広瀬すずさんの、腕をギリギリと掴む演技では、力を抜いてそういうのは演技するのかなぁと思っていたら、広瀬すずさんの手がどんどん紫になっていき、血が止まっている手で、顔色も本当に青白くなっていっていたので、細部まで皆全力なのだと感動しました。




そして、フミの出来上がった性格もやはり母親からのものなのです。


やっぱりか、、、と思いましたが、母親の子供へ与える影響の大きさに身が引き締まります。。





そして、途中の音が坂本龍一さんの曲のようで、調べると違ったのですが、怒りの時の監督さんだという事が分かりました。



李相日(リサンイル)さんで、坂本龍一さんとの大島渚監督との話や、今の韓流ドラマや映画の中で視聴者が求めている表情をしている、といった監督の感想が出てきて、この人すごいなぁと思いました。



韓国ドラマや映画のアップは、いい表情をしているけれど、確かに悲しい時は悲しいの最上級の表情なのです。こちらも分かっているしそれを求めているのです。


流浪の月で見せる役者さんの表情は本当に色んな物を含んだアップなのです。



そんなのは当たり前なのですが、その一つ一つの映像やカットに色んな思いを込めて作られているのだなぁと感じました。




ただ見てその感想が面白かったとか面白くなかったとかではなく、そのシーン一つとっても皆全力投球の仕事なのです。

何だかそれを知れてそこに感動させられた映画になりました。




あとは類宦官症というものがあるという事を知ったのと、それを知った事により、より、お尻が盛り上がる事での可能性を感じました。




鬱もそうですし、ペニスが小さい事を悩まれている人も、お尻を整えたらどうなるでしょうか。

そこにとても興味があります。



今日からまた色んな人のお尻をじっくり見て考察する生活が始まりそうです。