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こんにちはクレールドゥリュヌです。



熊本県立美術館で開催中の20世紀美術の冒険者たちに行ってきました。


絵などは詳しいわけではありませんが、美術館がとにかく大好きで、特に熊本県立美術館はのんびりじっくり絵を見れるので大好きです。


絵の前に立つと、何年も前に書かれた絵が今の私の前にあり、絵を描いた人と同じ位置から絵を見れる所が絵を見にいく最大の理由です。

絵の前だけは時を超えて画家と同じ目線でいれるということで、とても感慨深くなります。




話は変わりますが、昔この機会を逃したら絶対に会えないと思っていた藤城清治さんのサイン会を逃して、もう会えない赤ちゃん泣きと絶望していたらその数年後、まだ赤ちゃんの子供を連れて、いつか行かないと!と思っていた藤城清治さんの展示会に行くと最終日で、危なかったーとゆっくり見ていたら、何とご本人のサイン会があるとの事で、なんて奇跡なんだろうと大感激したのを覚えています。



サインをもらった時の写真です。


私は小さい頃から暮らしの手帖に載っている藤城清治さんの絵と物語が大好きで、まさかお会いできるとは思わず、本当に夢のようで大興奮したのですが、友達や夫に言っても共感してもらえないので、誰かこの興奮が分かる人がいないかなぁと思った記憶があります。




話を戻しまして、冒険者たちは、確か夏頃に絵が来るなぁと思っていて特に調べもせずにふらっと行ってみました。


そうしたら、何とまさか本物を見れるなんて!と大興奮した絵がありました。

それが、こちら↓






アンリルソーの展覧会の絵です。



何でこれに興奮したかというと、子供が1歳半位の時に「ルソーの絵本夢の宝さがし」という本を買いました。まだ意味は分からないけれど絵を見るだけでもいいよねと思って買ったのですが、ルソーの不思議な絵と面白い話を気に入ったのか、この絵本は終わるまでじっと子供が聞いていて、終わったらまた最初からを数ヶ月毎日読ませられ、私も暗記する位読み込んだ本でした。



そして、この絵本には本当に良い事が書いてあり、私に言われているのかなぁと思いながらいつも読んでいました。




本物は絵本で見るのとは違い、天使ってこんなにおじさんみたいな顔していたんだぁとか、木の色の使い方ってこんなに綺麗になっていたんだぁとか、手前の握手してる右側のおじさんはルソーだったんだぁなど、色んな気付きがありました。


興奮し過ぎて涙が出てきて私は何てラッキーなんだろうと本当に嬉しく、出ようとしては戻り、やっぱりもう一回もう一回と行ったりきたりしてじっくり見ました。



絵の前に立って私もルソーと同じ立ち位置で同じ絵を見ているんだなぁと思うと本当に温かい気持ちになりました。






帰りの二の丸公園ではカマキリの抜け殻を見つけ、驚いて写真を沢山撮りましたが、カマキリって脱皮するんだ!ということを初めて知りました。ネットですぐに調べました。

触覚?もついています(虫は大嫌いですが、カマキリは意外に好きな方です)

何だかいいことばかりの新しい気付きの多い一日でした。





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天井も可愛く、とっても気持ちの良い熊本県立美術館です。


いつ行っても気持ちが良いですが、雨の日の美術館が私は特に大好きです。





















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