こんばんは(^○^)
久しぶりにフランス語の慣用句、ことわざの紹介です。
前回が2016年の11月だったので、かれこれ2年ぶりのコーナーです。
今回は短い言葉を中心に集めてみました。
Bouche bée
ブッシュ ベー
どんな意味なのか例文を見て予測してみましょう。
「この前道を歩いていたら目の前で車が電柱に衝突してさ、もうびっくりだったよ。
あまりに突然のことだったからもうBouche béeだったよ。」
何となくビックリした様は伝わるのではないでしょうか。
Boucheとは口、béeは大きく開く様を表すので「口がぽかんと開いた状態」つまりびっくりして呆然とした様子を指します。
ちなみにbéベーは羊の鳴き声をフランスでは表現しています。
お次はコチラ。
Vache à lait
バッシュ ア レ
例文です。
「数年前から知り合った人がいるんだけど、困った人を放っておけない性格だそうで、
お金に困っているなんて言えばいつも貸してくれるんだよね。
親切なのはいいんだけどVache à laitだと思う人もいると思う。」
いかがでしょうか?
正解は金づるです。
あまりいい意味ではありませんね。
Vache à laitはVache=牝牛、lait=牛乳なので乳牛を意味します。
しかし、口語では金づると言う意味でも使われています。
理由はおそらく必要とあればいつでも牛乳を出してもらえるところが金づるの性質と似ているからだと考えています。
三つ目です。
Sauve-qui-peut
ソヴ・キ・プ
A「長官!!奇襲を受けました!このままではわが軍は耐え切れず全滅です!!」
B「やむを得ん!!手数を減らすわけにはいかない。Sauve-qui-peut!!Sauve-qui-peut!!」
世界観が突飛すぎますが、日常よりかは非常事態に使われる言葉です。
意味は退却、撤退といったところでしょうか。
Sauve(助ける)
qui(関係代名詞のwhoと同じで「~な人」)
peut(~できる)
で構成されており、単純に訳すと「できることなら助けて」となります。
いずれにしてもこの言葉を街中で聞こえた場合はテロが起きたなど非常に危ない事態には変わりないので、真っ先に逃げましょう。
ちなみにこれと同じ名前の映画もあるようです。
言葉自体は短いので、これを機に覚えるのもいいかもしれません。
それでは(^^)/~~~
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