📝私の大切な家族、
べこ氏(48歳・男性)の闘病記録です。
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📝2022.秋~2023.春
診断当時~抗がん剤治療(一次治療)の
mFOLFOX6の副作用について。
担当医師によると、
副作用は人それぞれとのことで、
参考にならないかもしれませんが、
記録として残します✏️
べこ氏は、腸のガンで、
遠隔転移有り、手術不可です。
エンドレスケモなので、
ガン細胞が薬剤耐性を付ける、
または、
副作用の影響で中止となるまで
使い続けます。
2週間ごとに抗がん剤を投与します。
水曜日に抗がん剤投与、
金曜日まで5-FUを持続点滴、
土曜日〜日曜日は重度倦怠感で寝込む。
という繰り返しです。
1クール目の投与から、
経験のないほどの重度の倦怠感があり、
また、季節が冬だったこともあって、
寒さによる手指のピリピリがありました。
回数を重ねるごとに、
皮膚の乾燥と肌荒れが目立ち、
爪がボロボロになりました。
爪の状態悪化は、
日常生活に支障がでます。
目立たないマニキュアを何種類か購入し、
毎日、爪の保護をしていました。
また、口内炎が出来て、
口内炎もどんどん悪化しました。
少し遅れて足の痺れも出てきました。
口内炎の悪化というのは、
口腔内の潰瘍の広がりの事で、
べこ氏は「食べものが口に当たる」
と表現していました。
私はその感覚がなかなか理解できず、
「口に当たる」は「口腔内の違和感」と
思っていました。
口のなか全体に潰瘍が広がって、
痛くて食べられない状態とは
想像できませんでした。
年明け頃には、
「口に当たって食べられるものがない」
と言うようになりました。
担当医師に伝えても、
「食欲が出ないのなら、
エンシュアを出しますよ」
とのことで、
副作用の辛さは伝わりませんでした。
投与開始後3ヶ月くらい経ち、
消化器官全体〜腸まで潰瘍が広がって、
頻繁におなかを下すようになりました。
トイレのたびに激痛で叫ぶようになり、
痛みのあまり錯乱することもありました。
そのうち飲み物もほぼ摂れなくなり、
治療の外来時に動けなくなって、
緊急入院となりました。
緊急入院してから、
やっと担当医師に体調を理解してもらえ、
食事直前にリドカインで口腔内を
麻痺させるという処置になりました。
アズレンうがい薬も処方されましたが、
あまり効果はありませんでした。
リドカインは10分くらいしか効かず、
他に方法は無いか調べて、
「太白胡麻油で口腔内をマスキング」
するという、うがい方法を見つけました。
副作用で体重が10kg以上減少し、
一次治療の抗がん剤は中止となりました。
1ヶ月間ほど入院して、
少しずつ食べられるようになりました。
また、一次治療を続けているなかで、
うわ言や軽度の記憶障害がありました。
担当医に伝えて検査をしてもらったところ、
脳の白質化がわかりました。
副作用が強すぎて、
治療を続けられない事があると
実感しました😥