バトンが回ってきたので | 或る獣の太陽への咆哮

或る獣の太陽への咆哮

エトバカ三兄弟、長男のブログです。ちょっと滞りがちですが、まぁ許してくだされ。

やってみようかなと思います。私からは回せませんが、あしからず。


やーどうも。通りすがりの謎の神官、ゼロスといいます。

獣王様の命令でやってきたのですが、何をすればいいんですかねぇ。

僕の一日…ですか?いやー、そんな人にお聞かせできるようないいもんじゃありませんよ。大体獣王様の命令であちこち飛び回ったり…。でも最近は事務処理が多いんですよ。すっかり椅子に体が馴染んじゃってます。獣王様は色々僕をコキ使ったり、冥王様なんかに勝手に貸し出してくださるもんですからね。引っ張りまわされるこっちの身にもなってもらいたいもんですよ。僕もそう若くないんですから。

え?僕がいくつかですかって?はっはっは。レディに歳を聞くのは野暮ってもんですよ。ついでにリナさんに胸のこと聞くのはもっとよくないですよ。それで今まで幾多の町が滅んだことか。

しかし、人間というものは不思議ですねぇ。何故そんなに見てくれにこだわるんでしょうか。僕たち魔族には実態なんて存在しませんから、何も悩みなんてありませんよ。この姿ですか?これは人間界で渡り歩きやすいんですよ。何たって僕の本性…おっと、これ以上は秘密です♪

おや、何やら左の方が騒がしいですね。リナさんたち…じゃないみたいですね。しかし、この気配…。これは、アメリアさん??

それはあまり嬉しくないですね。あの人がたまに唱える生の賛歌は何度も僕を苦しめてくれましたから。

どうも、アメリアさんではないようですが、この気配はあまり好きじゃありませんね。フィリアさんと同じ苛立ちを感じます。

それでは、皆さんまたお会いできましたらお会いしましょう。それでは♪


…はー、はー……いない…。

どうしたのだ、急に走り出して?

いえ…こっちに悪の気配を感じて…。

気のせいではないのか?

違います。あれはとんでもない悪ですよ、ファーン様。

そなたが言うなら、本当なのだろうな。とりあえず、落ち着きなさい。これを飲むといい。

…はい。って、お酒じゃないですか。

もう夜も更けてきたのでな。うまい酒だぞ。

スプモーニ…ですよね。

そなたが好きなカクテルだ。これを飲んで、早く寝るといい。今日も疲れただろう。

ちょっと、事務処理が立て込んでましたけど、そんなに疲れてないですよ。

そなたは嘘が下手だな。今日昼食の後に机で寝ていたのを知っているぞ。

何でそんなこと知ってるんですか!?

そなたのことなら何でもな。早く飲みなさい。

(飲んでみる)…いつもより強い気がするんですけど。

それは知らなかった。私はシャンディーガフを頂いているのだが、そうは感じないな。

立てなくなっても、知らないですよ。

抱えて連れて行ってあげよう。不本意か?

…知りません。


やれやれ、人間たちは色々大変ですね。僕たちにはさっぱり分かりませんねぇ。

でも、そういえば僕も、この間仕事が立て込んでしまって、机で寝たことがありました。あれって腰が痛くなるんですよねぇ。

…おっと!


なるほど、お前か。


いやー、いつ来たんですか。驚いちゃいましたよ。

お前も、私の剣撃をかわすとは、なかなかのものだな。エトが走るわけだ。

だから、正義を貫く人は嫌なんですよね。そのエトって人、高い所好きじゃないですか?

…何だと?


ファリスよ、この者に天罰を!


…危ない危ない。そんな木の上から何するんですかぁ。僕は通りすがりのプリーストですよぉ。

その気配は、明らかに善人じゃありませんよ。

そなた、寝たのでは?

何か気になると寝られないんですよ。特にこんな気配を感じててはね。

やっぱり、高い所が好きですね。アメリアさんに分別を加えた感じですねぇ。

何を言っているのか知らないが、とりあえず、エトの安眠のために、消えてもらおうか。

そんな理由ですかぁ?

ファーン様!せめて、ファリスの正義のために、と言ってください!

ああ…すまぬ。

そうですねぇ。その方が僕も闘い甲斐があるってもんです。

…では。


さようなら♪


消えた!?


どうやら僕の任務は終わったみたいですから、獣王様の元へ帰ります。皆さんアデューラブラブ


…一体、何だったのだ。

侮れません、あの神官。相当の強敵ですよ。

そなたの抜け目なさも大したものだが…。

ファーン様?

…いや、さあ帰ろうか。ゆっくり飲みなおそう。

まだ飲むんですかぁ??



そんな訳で、指定がエトかゼロスかファーン陛下でしたので、

エトとゼロスとファーン陛下を出してみました。はてしなくパラレルですが、引いてませんか?皆さん。

それでは、また。やっぱそろそろ寝ます。