その言い種もお前らしい。どうやら本復の様子おめでとう。(ファリスの聖女二巻より) | 或る獣の太陽への咆哮

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エトバカ三兄弟、長男のブログです。ちょっと滞りがちですが、まぁ許してくだされ。

ベルド陛下にかけた、一瞬嫌味にも聞こえる言葉ですね、ファーン様。

漫画じゃ魔神王からフラウスを庇った時にカーディスに魅入られてしばらく自分を見失ってたんですね、陛下は。

フラウスへの愛(!)で無事に復活、ドワーフの大トンネルで無事合流と相成りました。

自分の玉座に座る魔神将を前にしたフレーベに「心中さこそとお察しする。見事本懐遂げられよ」と

シブい言葉をかけたファーン様に、ベルド陛下はオール無視で「相も変わらん言い種だなファーン。

お前が暗い顔をしてどうする?やってしまえやってしまえ。どうせ片付けねばならん相手だ」と

さっさと剣を抜く始末。そして嫌味な一言に舌打ち。

仲悪いですねー(笑)

いえ、いい意味ですけど。王気の強すぎる二人…。気も強すぎればプライドも火竜山ですけどね。

そんなわけで、ファーン様です。珍しく主役クラス…でもないんですよね。どう見たってベルド陛下の方が…。

まぁそれはいいとして、昔は別に好きでもありませんでした。

ファリスの聖女とロードス島伝説ですね。きっかけは。

正統派いい男という言葉は、このお方のためにあるのではないんでしょうか。

国中から期待を寄せられる最初っから最強の騎士で、顔良し、性格良し、待遇良し。

ただ一生をもってヴァリス王国に縛られ続けた人でもあると思います。

結構頻繁にベルド陛下の名前を出す所を見ると、本当は羨ましかったのかもしれません。

まぁでもなれと言われたら断りそうですけどね。

ただ酔っ払った時には「そんな酒なら私が作ってやる」と酒造職人を目指そうとしてましたけど。

自棄にならないで下さい、ファーン様。


ここからは私の妄想なんですが、エトはファーン様の色んな決意を知っていたんじゃないかと思います。

英雄戦争の後活躍しましたー→騎士が誰も残ってませんでしたー→フィアンナとも恋仲でしたー→じゃ即位ー。

ではあまりに弱いと思ってます。だからエトは戦の前にファーンから色んな決意を聞き、ヴァリスに残り、

フィアンナを守りながら復興を目指す気になったのではないかと。じゃなきゃ、正直故郷じゃない国を

そこまで守ろうとは思えないと思うんです。確かにエトは聖人君子ですけど、そういうものでは

説明のつかない強い決意を即位後のエトから感じます。

もちろんジェナートも知っていたと思います。エトがファーンの意志の後継者だったというのは。

パーンの存在を無視しているようで彼に悪いんですが、エト以外では戦後のヴァリスの復興は

難しかったでしょう。ファーン様もきっと分かっていたはずです。自分を超える騎士は現れないだろうと。

ヴァリスを建て直し作り上げていくには、自分以上の騎士が主となるか、もしくは慣例を打ち破るしかないと。

ロードスで一番ややこしい国ですからね、ヴァリスは。

戦記5巻でのエトの決意表明、あれに彼の隠された決意を感じます。

「ファーン陛下と同じことをしていては、この国を統治できない」

だから一騎打ちにも応じなかった。自ら手も下さなかった。ファーン様なら絶対両方したでしょうから。


ファーン様は彼そのものが軽い聖戦だったと思います。伝わりにくいかもしれませんが、ファーン様の存在が

ヴァリスの民にとっては至高神の具現そのものだったと。

そんなの誰もできませんよ。ファーン様じゃなきゃね。六英雄の一人で、高潔な人格と確かな武勇がなければ。

だから、エトは聖戦を発動しました。エトはファーン様にはなれない。彼は人です。生ける神でもなく、

平民から司祭になり、そしてこの国を治めることになった王です。そして武人でもない。

結果的に成功したといえるでしょう。ファーン様→エトへの引継ぎは。


さて、ここで

ヘルプです!!

SFCが進みません!ゲームです!

しかも、

カーラの章です!

しょっぱなです!何しとんのじゃ!

魔神将がいないよー!!

今マイリーの司祭長でやってる…のがだめ?

攻略本なしでクリアしようなんて、この先天性ゲーム音痴がやっちゃあいけないんですねー…。とほほ。

でも、でもでも!!

ファーン様が見たいのー!!

エトが見たいのー!!

助けてくださぁーーーい。