聖なる湖イーチャム湖~ブリスベンからさやかさん・ケアンズ&テーブルランド・スピリチュアル?(4) | 古代パワーあふれるケアンズで考えた徒然

古代パワーあふれるケアンズで考えた徒然

世界最古の熱帯雨林とサンゴ礁に囲まれた古代パワーあふれるケアンズで考えたことをあれこれとつぶやきます。

この湖に出会わなかったら、ケアンズに来ていなかったかもしれない。

そう思うことがあります。

 

 

この聖なるイーチャム湖に出会い、感動しつつの強い違和感!?

華厳の滝で遊泳してる・・・みたいな。

この違和感は何なのか?

それを追求していくことで、今につながっている感じがします。

 

 

イーチャム湖が、このエリアに住む先住民ニャンジャ族の聖地だとガイドツアーで後に知りました。

正直、まあそうでしょうね、と思いましたよ。

それなのに、初めて訪れた時、多くの人は・・・まあ、いいでしょう。

結局、価値観の違いですから。

でも、先住民の気持ちはどうなるんだろうな。

聖地をエンタメにするのはどうなのかな。

 

 

ガイドをしてくれた方は言いました。

「私たち、イーチャム湖には入らない」

それで聞き返しました。

「他の人は入ってもいいの?」

 

すると、静かにこう言ったのです。

「私たちは入らない」

 

 

ああ。そうか。こういう考え方なんだな。

「自分たちはしない」

なんて優しいのだろう。寛容的なのだろう。

いや、それとも諦観!?

 

複雑な気持ちになりました。

 

でも、

この湖の前に来ると、そういった色んな思いが浄化されてしまう気がする。

 

 

自然の素晴らしさと偉大さに敬服してしまう。

自分がどうかが大切だな・・・

いつもそう思って、湖を立ち去るのです。

 

 

 

つづく