声優さんのラジオでのお話で、印象深かったものがあります。

平川大輔さんと羽多野渉さんのラジオでのお話。(時系列でいうと結構前のラジオだと思います。)

リスナーからの、核心を突かれた言葉などありましたら教えてくださいというお便りに対して。


平川さんの答えは、

まだ声優の仕事では食べていけなかった頃に、仲の良い友人から

「そんな性格だったら声優なんか辞めちまえ」

と言われたこと。

「今のお前のその性格だったら声優なんかやっていけないよ」と。

仲が良いからこそ、はっぱをかけるつもりで言ってくれた言葉。
他人から言われると問題と真正面から向き合うチャンスになる。


なかなか性格を変えるのは難しいし、変わったかどうかはわからないけれど、

自分がこう考えがちだった、こう行動しがちだった、ということを思い返してみて

こういう時にこう考える方向性をつくるのは止めよう
こういう時にこういう行動に陥るのは回避して他の方法にいくようにしよう

と意識するようにした。


そういうところがある人間なんだから、気をつけていかないと、一生やりたい仕事が続けていけなくなってしまうかもしれない。

性格的なことやものの考え方がお芝居に影響したり、メンタルな部分が滲み出てしまうことがあるから、言われて良かったなと思う一言。



このお話はとても印象に残っていて、聞いてからは、
自分の陥りがちな考え方を意識しよう、気をつけよう、と思うようになった。

考え方の部分でヒントになるような話だったなと思う。



続いて羽多野さんの答え。


デビューしてすぐの頃、大先輩に「売れるにはどうしたらいいんでしょうか?」という質問をぶつけてみた。

その先輩の答えは、

「羽多野がもっと下手になったら売れるんじゃない?」

というものだった。


当時は意味がわからなかったが、もっと後になって気づいたのは、

上手くやろうとするな、という意味だったんだということ。

上手くやろうとして、小さい小さい丸をつくってもしょうがない。
たとえデコボコでもおっきな丸をつくって演じてみろ。

得意じゃないところを隠すように演じるんじゃなくて、思いきってやってみろ。

という意味だった。


核心を突かれた、自分にとってプラスになった一言だった。



このお話も声優のお仕事の話ではあるけれど、他の場面にも当てはまる話だなと思って、覚えておきたいお話だなと思った。



このラジオに限らず、声優さんのお話を聞いていると、生き方とか姿勢とかそういうものにとても魅力を感じる。勉強になる、参考にしたくなる。


何よりかっこいいと思うし、憧れと尊敬を抱く、素敵な大人の人たちだなと思う。