夢を売る男 | 珈琲と虹と鯨の棲む場所

珈琲と虹と鯨の棲む場所

東京都三宅島をフィールドに直感を綴る


久しぶりに手にした本は、日本国紀以来の百田尚樹作品
永らく出版不況と言われる中で、編集者と出版社の裏と表、
編集者のあり方など、ラストシーンに溢れる「漢」のシーン
「編集長としての矜持」は某幻冬舎の社長に通じる部分なのか?


高校の同級生に芥川賞作家がいるし、今年中に本の出版をする友達もいる。
世の中に作品を出すということが、どんなに大変な事かは理解している。

溢れる才能と圧倒的な努力、一握りの奇跡と限られた幸運の持ち主が、
世の中で輝かしいスポットライトを浴びるのだと思う。
光が当たれば影も長い。作家とは現代において激しく厳しい世界なのだ。