
ジャン・コクトーの詩を堀口大學が訳したもの
Mon oteille est un coguillage qui aime le drait de la mer.
JeanCocteau
集中していると、ふと何かが降りてくる時がある。
このデザインを描いている時に、この詩が降りてきた。
なので、「貝」をハワイ語で調べてみたら、"Kahalulu"
まずはマッコウクジラの骨で1本、彫ってみようと思う。
いろいろな調べ事をしていると、オシャレな表現はフランス語が多い
フランス人は詩的で、人生時間をとってもオシャレに生きているのかもしれない。
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【追記】
とりあえず大きさの違う2本を彫ってみた。
一度、完成したかな?と思ったら、一晩そのままにしておいて、
翌日にもう一度手に取ると、見えなかった部分が見えてくることがある。
ただ、どこでやめるかも重要で、やりすぎてしまうと、彫りは取り返しがつかない。
やめ時の見極めも重要だったりする。

昨日、椎名林檎が音楽を作る工程や作品の考え方をインタビューに答えていた。
建築家みたいな、細部にこだわる部分や曲間を詰めてる理由なども、殿方は黙っててとか、
転調の意識などは、人生のサントラになってて欲しいと言っていた。さすがアーティスト、
モノづくりのこだわりは、みんな根底は一緒なので、いちいち納得してしまった。
改めて自分がボーンカービングをやる理由についてや
師匠のハンセンさんの作品には、到底追い付かない部分などを理解したうえで
どうやって自分の中で折り合いをつけていくかなど、考えてみた。
三宅島にストランディングしたクジラの骨を使っているというのは、
この上ないオリジナリティだし、クジラは幸運を運ぶと言われていて、
地球上で最大の動物なので、神様の使いとも言われている。
それぞれは一点ものなので、世界でひとつしかない、
それでいて「ハワイアンやポリネシアンのお守り」という、
幸運を釣り上げるフックのカタチなどはデザインもカッコいい。
こういうものは、信じるか信じないかはアナタ次第という感じだけど、
夜の虹が見れたり、カフェから鯨が見れたり、岩を登ったり、
都会で生きていたら、体験しないだろうことを、ごく普通の生活の中で
体験してしまっているので、信じないわけにはいかないというのが正直なところ。
だから魂を込めて作品を彫り続けるし、これを付けた方の幸運を願い
この先にどれだけの幸せをボーンカービングを通じて実現できるか、
ある意味、決められた人しかできないのだから、やるべきだと考えている。