選ばれし者のみ… | 珈琲と虹と鯨の棲む場所

珈琲と虹と鯨の棲む場所

東京都三宅島をフィールドに直感を綴る


プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園に行くと、ヘイアウ(神殿)が再現されている。

ここに立つたくさんの神々たちからは、
「お前さんは何をしに来たんだ?」と問われているかのように、
じっと観察されているかのような錯覚に陥る。

それもそうだ、ここは、かつては王家の土地で、
カプ(タブー)を破った人が逃げてくる「逃れの地」でもありました。

カプ(タブー)はハワイ文化で最重要視された掟で、カプを破ることは死を意味しました。
カプを破った者が唯一生き残るチャンスは、追っ手を振り切って、
神聖な逃れの地、プウホヌアにたどり着くことです。
ここまで逃げ切れれば、赦免の儀式を受けて社会に復帰できます。

数百年前の歴史の中で美しく復元されたプウホヌア・オ・ホナウナウ。
ハワイで最も神聖な史跡です。

公園の中の小屋に裸のハワイイがいました。

その人はボーンカービングについていろいろと説明していました。
「地球上で一番強い骨はマッコウクジラの骨」だと言い、
胸にかけたボーンフックをジーっと見ながら「クジラの骨は秘められた場所にあって、
そこに入るには、決められた人しか入っていけない。」ということも言ってました。

別の場所で、別の方から、こんな話も聞きました。
この島には、ヒトに呼ばれて来る人と、土地に呼ばれて来る人がいる。
きっとこの土地に呼ばれて来た人なんだね。

不思議な場所で不思議な話をたくさん聞きました。
三宅島も流人の話がありますが、島と言う環境はどこも共通なのか?

流れをそのままに受け止め旅をしました。

つづく