悶々としている心 | 珈琲と虹と鯨の棲む場所

珈琲と虹と鯨の棲む場所

東京都三宅島をフィールドに直感を綴る

ディズニシーに行くとこんな声が流れます。
「迷った時や、困った時は心を開いて、海の声を聞きなさい」
いま、島にいて、よくこの言葉を思い出します。

今朝は心の声を頼りに海に行くと、太陽の光と共に小雨の中、完璧な虹が目の前に現れました。
※昨年「夜の虹」を見てから虹は何かのメッセージだと思う事にしました。
n a t u r a l
なんだかすでに遠い日の記憶になりそうですが、
あの場所が崩壊してしまった画像を見て何度も思い返す日々が続いています。
正直、かなりのショックで立ち直れそうにない勢いでした。

この場所でクライミングの歴史がはじまり、島内でもようやく広がり始めたところ。
地震の次の朝、ドキドキしながらこの場所を見た時、ヒザから崩れ落ちるような落胆でした。

この場所は、「彼」 との想い出の場所でもあります。
n a t u r a l
上から写真を撮り、下までクライムダウンするかどうか悩みましたが
まだ余震で崩れるかもしれないし、クルマまで戻ろうとするとある声が聞こえたんです。

「沖山さ~ん、OKで~す!」

なにがOKなんだ?って、すぐに思いました。誰もいないのに。
それも何度も聞こえたんです。3~5回くらい。

後で気付いた事ですが、このビデオ↓の2:00から聞こえる「彼」の声でした。


三宅島のクライミングはまだまだ始まったばかり。
たくさんの仲間がいて、安全が確認できたらまた始めれば良い。
もしかしたら、もっと被った難しいルートができるかもしれない。

だからOKなのかもしれない。

過去の2度と登ることのできないルートや、あの場所の想い出はそっとしまっておいて、
僕たちは、迷わずに前に進めばいい。
今朝、完璧な虹を見て自分の中で整理がつきました。

読売新聞「都民版」 にて記事が掲載されました。