パソコン作業やスマホ操作が当たり前になった今、「首が重い」「首の付け根がいつもパンパン」「ひどくなると頭痛も出る」というご相談がとても増えています。
大倉山にある当院にも、毎日のように首こりに悩む方が来院されますが、首こりは決して“首だけの問題”ではありません。
東洋医学では、首こりは体の内側からのサインとして重要視されており、気・血(けつ)・水(すい)の巡りが滞っている状態と考えます。
今回は、東洋医学の視点で首こりを紐解きながら、根本改善に必要な考え方とセルフケアをご紹介します。
首こりの原因は「姿勢」だけではない
一般的に首こりの原因は「猫背」「スマホ首」「姿勢の悪さ」だと思われがちですが、それはあくまで一部に過ぎません。東洋医学では次の4つが大きな要因とされています。
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気の滞り(ストレス)
ストレスで自律神経が乱れると、首から肩にかけて気の流れが滞り、筋肉がこわばりやすくなります。 -
血の巡りの悪さ(血行不良)
冷え性や運動不足が続くことで血流が悪くなり、筋肉や神経に十分な栄養が届きにくくなる状態です。 -
水の滞り(むくみ)
首まわりの筋肉には細かいリンパが集まっており、水分代謝が悪いと張り・重さ・だるさを感じやすくなります。 -
眼精疲労
首と目は深くつながっています。集中しすぎると目の筋肉が固まり、その緊張が首に連動します。
首こりを放置すると…
首こりは放置しても勝手に治ることは多くありません。むしろ悪化すると、
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頭痛・吐き気
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めまい・耳鳴り
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寝つきが悪くなる
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集中力低下
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自律神経の乱れ
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呼吸が浅くなる
など、全身に広がってしまうことがあります。
東洋医学の考える首こり改善
当院では、首だけをマッサージするような一時的な対処は行いません。原因は首の奥にある自律神経の乱れや体のバランスの崩れにあると考えるからです。
首こり改善のために重要なのは、
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肩甲骨の可動域を戻す
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胸の筋肉をゆるめる
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猫背・巻き肩を改善
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自律神経を整える
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血行を良くして巡りを回復させる
この5つ。
体全体を整えながら姿勢・呼吸・内臓バランスまで調整していくと、首こりは自然と解消していきます。
自宅でできる首こりセルフケア
簡単で効果のある方法をご紹介します。
① 温熱ケア
首の後ろ(首の付け根)と肩甲骨の間を温めることで筋緊張がゆるみやすくなります。
② 胸のストレッチ
壁に手をつき、胸を開くストレッチを左右30秒ずつ。
③ ツボ押し
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風池(ふうち)…耳の後ろのくぼみから1cm外側
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肩井(けんせい)…肩の真ん中
1箇所10秒押しを3回。
当院の首こり改善プログラム
大倉山のえとす整骨院では、
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姿勢・骨格矯正
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深層筋調整
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鍼灸
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自律神経ケア
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肩甲骨はがし
などを組み合わせ、あなたに合わせたオーダーメイド施術をご提案しています。
首こりで悩んでいる方は、「揉んでも翌日元に戻る」そんな経験をされていませんか?
それは原因にアプローチできていないからです。根本改善を目指すなら、ぜひ一度ご相談ください。
【院情報】
えとす整骨院 大倉山院
東急東横線 大倉山駅 徒歩2分
港北区大倉山1丁目
受付時間:9:00〜20:00(予約優先制)
ご予約・ご相談はお気軽にどうぞ。
