自分のあり方 | ethlinの煩悩毛だらけ

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人生の師匠とまでは言いすぎですが、『自分のありかた』に関して影響を受けた人がいます。


入社当時から仲良くしてくれた先輩です。


入社当時の私は全然笑わなくて(または笑えなかった)、同期生ともほとんど上手く話せない中、先輩は気さくに話しかけたりしてくれました。


先輩のすごいところは『質問した事に関して「わからない」で済ませない事』です。


わからなくても、自分なりの考えを答えてくれる。


それがあってるとか間違ってるとかそういう問題じゃなくて、きちんと最後まで相手をしてくれた事が嬉しかった。


だからわからない事はその先輩に聞きまくっていました。


自分もそうありたいと思い、わからなくても安易に『わからない』と答えないように務めました。


この辺からヒートアップしたんかな?妄想癖は(笑)


いろんな場合を考えていくつかの答えを用意するようになったから。


そう思えば、事の先を読む訓練に繋がったのかもしれないな。











しかし時には『わかりません』が最善の答えの時もあります。


一回だけ大恥かいた事があります。


ずいぶん昔ですが、東京の老舗で刷毛やブラシを売っているお店でブラシを食い入るように眺めていました。


髪が長かったから、獣毛のブラシを使うといいかな~と思って。


で、一緒に並んでる刷毛にもいろんな種類があるのが珍しくてジロジロ見てた。


で、一番端にあった直径0.5~1cm未満くらいのブラシに目がいって…


手に取ってジロジロ見るものの、用途がまったくわからない。


職人さんに『これは何に使うんですか?』と質問したら


ニヤリと笑いながら『何に使うと思う?』と返された。


この時私の中には『アレに似てる…絶対にアレしかない』と思ったものがありました。


しかし『アレ』を、正規で売ってるとは到底思えない。


それに本で読んだ『アレ』と少し違うし…でも、大きさといい形のイメージといい『アレ』しか思いつかない。


ちなみにこの時私が答えるべきだった台詞は


『え~わかりません。これは何に使うんですか?』


で間違いありません。


つーか、こう答えなければならなかった。


しかし、『何か答えなければならない』と思い込んで私が口にした答えは…


『いっ…刺青入れる時に使う道具とか…?』


即効職人さんのツッコミが炸裂


『そんなの俺だって知らねぇよ!』


私も知りません冷や汗


でも本で見た、刺青を入れる時に使ってた道具の説明と似てるんだもんううっ・・・


ちなみに時代は昭和初期の頃のお話で、絹針を束ねた道具で皮膚に傷をつけ、血管の上の皮膚に墨を入れるって感じの作業だったかな?


そのシーンを読んでた時にその刷毛を見たからさ…


『これ…毛じゃなくて絹針だったら、本で見た刺青入れる道具で間違いないじゃんサー・・・・ッ!つーかそのものそれしかない!』


とずーっと思ってた。


ちなみにそのブラシの正体は


ステンシルの刷毛でした。


だから職人さんはニヤニヤしてて、私が『わからない』と答えたら『ステンシルに使う刷毛だよ。女の子なのに知らねぇのかよ?』と答えるつもりだったと思う。


ステンシルする気さらさらないから、あの時恥をかかなかったら一生知らないままだったがねンー